パブについて

日本では、パブというと、バーや居酒屋のようなところだと思っている人が多いかもしれない。
正式には、Public houseという。

たしかに酒を飲むことはできるけど、英国人が友だちや知人と我が家のように寛いで過ごす場所だ。

ほとんどの英国人が、自分のローカルパブを持っていて、そこへ行けば誰か知り合いに会うことができる心のよりどころ的存在だと思う。

私がカーディフで最初に行ったパブは、中心街の中でも昔ながらの雰囲気を残した市場の傍だった。
パブは、酒を飲むコーナーと、食事コーナーが分かれている。

大きな本物の暖炉があり、ソファに座った客がゆっくりと燃える炎を見ている姿は、それだけで絵になる☆
室内は、ラグビー関係の品で飾られ、試合観戦できるテレビもあった。


壁に飾られたラグビー関係の品々

最初は場違いか?と思ったけど、カウンターへ行って「食事をしたいんだけど・・」と言うと、はいよっ!とメニューを渡しながら「決めたら、ここで支払いをしてくれ!」とオヤジさんが言う。

パブでの支払いは、前金!
食事代もカウンターで支払いをしよう。

小さなテーブルを確保してから、メニューとにらめっこ♪
肉を食べたかったので『ウェルッシュビーフ』という文字に釣られて注文したら、ビーフラザニアだった。

オヤジさんが「飲み物は、どうする?」と訊くので、「おススメのビールは、どれ?」と質問すると、ニヤリと笑って「そりゃ、全部だね!」と答える。

「まあ、任せてくれ!」と言い「あんた、今日はツイてるよ!オレのおごりだ。」と言って、ラザニア代だけ取った。
ビックリしたけど、ニッコリ笑って「サンキュ♪」とお礼を言って、席に戻って待つ。


パブ店内のようす

すぐにオヤジさんがハーフパイントのビールを持って来てくれた。
英国のパブでは、基本が1パイント (約568ml) だが、半量の『ハーフパイント』もある。
試しに飲みたい時は、ハーフパイントを注文し、気に入ったら追加するといいと思う!

さて肝心のビールは、飲みやすくて美味しかった!
全部飲むのはムリだろうと思っていたのに、すんなり飲んでしまい「1パイントにしておけば良かった!」と思ったくらいだ。

学校帰りにビールを飲みながらランチできるなんて、何て幸せなんだろう♪
ラザニアは、ふつうの味だけど、付け合わせの生野菜サラダがあるので、口直しにちょうどいい♪
ボリューム満点で、完食するのがやっとだった。


ビーフラザニアとおごってもらったビール

カーディフでの初めてのパブ体験がすばらしかったので、その後どこのパブへ入るのも不安がなかった☆
パブは、店によって特徴があるので、入ってみて自分に合わないと思えば、そのまま出ればいい。

生のバンド演奏がある店もあるし、スポーツパブという大型スクリーンを設置した店もある。
日本では、ずっと『飲めない女』を通して来たが、英国滞在中にビールをたくさん飲んでしまった!

ロンドンでは、アイリッシュパブじゃないと飲めないギネスビール。
カーディフ市内のパブは、ギネスを置いてある所が多かったのも、理由のひとつだろう☆
カーディフのギネスビールが懐かしい♡