羅宮(ラグン)

羅宮は韓屋(ハノッ)スタイルのホテルだ。
韓屋ステイには懲りていたけど、ここなら大丈夫かもしれないと思った。

新羅の宮廷という意味にふさわしく、韓国全土から韓屋専門の建築家が50人以上も集まって伝統様式にのっとって造った。
客室は平屋造りで、フロントやレストランがある本館は、2階建て。

いちばん惹かれたのは、各部屋に露天風呂があること。
温泉好きな母娘なので、願ったり叶ったりの条件だった!

部屋のドアは、まるで時代劇のドアと同じような観音開きの木製のもの。

玄関を入ると正面に板の間があり、イスが置いてある。

その奥はオンドル床の居間。
家具は全て新羅時代の宮殿と同じ深い赤で統一されている。

居間の奥には夏向きの板の間があり、三方に窓がある!

韓紙を貼った窓を開けると、正面に池が見える。
夕暮れ時は、特に風情があるが、網戸があるワケじゃないので蚊が入らないように、すぐ閉める。

2回目に泊まった時は、冬だったので、板の間は暖房がなく冷蔵庫並みの寒さだった。
そこで、慶州名物の『慶州パン』をここに置いて保管した☆

オンドル床の居間の左手に寝室。
ここは、王さまやお妃さまが寝るような立派なベッドがある!

各部屋は、韓紙を貼った伝統的な扉で仕切られているが、防音効果はゼロ・・
何しろ、紙だからね!(笑)

玄関を入った板の間の左手は中庭をコの字に囲むようにバスルームになっている。

洗面台は広くて使いやすい☆
洗面所とシャワールームがあり、トイレはシャワールーム内にあるのが韓国風。

中庭には、大きな露天風呂がある♪
1人では、もったいないくらいの大きさだ☆

泉質は、とても柔らかくてヌルヌルしている美肌湯♡
この温泉が気に入って翌年も2泊したくらいだ!

伝統建築ではあるが、現代風にアレンジした部分もある。
たとえば洗面所の床もオンドルなので、冬でもポカポカ暖かい♡

トイレは温水洗浄器付き暖房便座なので、ウォシュレットがないと生きていけない私には、うれしい!

居間には大きな薄型テレビがあるので、母も退屈しなくて済む!(笑)
韓国語は全く分からないのに、なぜかテレビのリモコンに強い母だった☆

夜は女王さまである母がダブルベッドを独り占めし、侍女の私はオンドル床の居間に布団を敷いて寝ることにした。

ところが、韓国の敷布団は、掛布団並みに薄くて身体が痛い!
写真をよく見てもらえば分かるだろうけど、大きさが違うだけで掛布団と同じ厚みだ。

仕方なくソファのクッションを持ってきて、敷布団の代わりにした。
小柄だからできるワザだ♪

部屋は、ほとんど申し分ない羅宮だが、問題は食事。

夕食はともかく朝食は、私のキライな『旅館の朝ごはん』みたいな内容だったのでガッカリ!

当時は周辺にレストランもなく、外食がむずかしかったので朝夕2食付にしたのだ。
外国人ゲストもいるだろうから、パン食と韓食を選べるようにしてくれたらいいのに・・と思う。

チェックアウトの時に日本語を話せるスタッフがいたので、食事内容について少し話をした。
スタッフは、まだホスピタリティを学ぶ必要がある若者が多かったが、10年近く経って成長しただろうか?

宿泊情報
名前 라궁
住所 경상북도 경주시 보덕동 엑스포로 55-12

라궁へのルート