ビギナークラス

誰でも同じだろうけど、新しい集団に入る時は緊張する!
どんなクラスで、どんな人たちがいるんだろう?とドキドキしながら初日のクラスへ。

まだ誰も来ていなかったのでヒーターの傍、前から2番目の席を選んだ。
前日、寮のランドリールームで偶然知り合ったブラジル人ヘナンが同じクラスに来た時は、ビックリ!

たまたま初日に私の横に座ったサウジアラビア人のナワフは、その後ずっとビギナーコースの良き相棒だった。
若干19歳のナワフは、弁護士を目指している優秀な青年だ☆

ビギナーコースのメンバーは、全員いつも同じ場所に座ることを好んだ。
今考えると、私は後から入ったんだから、誰かの席を取ってしまったのかもしれない・・

机はコの字型に置かれている。
私とナワフ、モハメッドに向かい合う形でアブドゥラとヘナンが座り、先生と向かい合う席にイブラヒム、アーメド、アリ、フェラスが座る。

最終的にクラスの最大人数10名の生徒が在籍したが(最後に加わった1人は、ほとんど出席していないので除外)授業に出て来るのは、毎日6~7人だ。

このクラスは、学校の国別学生割合とは、全く異なる配分だった。
ブラジル人のヘナンと私を除く、7人全員がサウジアラビア人!
しかも私以外は、全員男性というメチャクチャな構成。

ビギナーコースのメンバーは、全員ステキな人たちだった☆
サウジアラビア人もブラジル人も私には初めての友だちだったが、彼らはとても礼儀正しく親切だった。

担任は、レイチェルというブロンドで長身のスポーツウーマン。
マラソンをするというから、持久力があるんだろう☆
3匹のウサギがペットという動物好きでもある。

レイチェルはウェールズ人で、初心者にも分かりやすいキレイな文字を書く。
最初の担任がレイチェルで良かった!と思う♪

私は、みんな同じスタートラインに立っていると思っていたが、クラスの多くは、すでに3分の2を終えたところだった。

ビギナークラスの内容は、本当に初歩的だ。
でも、授業は全て英語なので、集中していないと先生が何を言っているのか理解できない。

最大の問題は、私が文法用語を知らなかったこと!
主語、動詞、形容詞、複数などの英語を知らないから、先生が答えに何を求めているのかが分からない・・
問題を解く時は、例文を頼りに推測でやっていた。

教科書は英国の文化や習慣を学びながら、楽しく勉強できるように作られているので、まったく退屈しない。

日本の常識が通用しない場合もあって、何でコレが正解になるわけ?と首を傾げたくなることもあるが・・
それが異文化体験ということだろう♪

入学後、約50日で迎えた最初のタームテストは、94%の正解率で私がトップ、次は80%台後半でアブドゥラ、そしてヘナンとナワフが続き、クリスマスホリデー中に帰国するナワフを除く3人がエレメンタリークラスへ進級することになった♪

アブドゥラとナワフ以外のサウジアラビア人たちは、まじめに勉強しないので、上のクラスへ進めなかった。

でも、私はフェラスとモハメッドみたいな素直な男の子やユーモアのあるイブラヒムやアーメッドが大好きだった♡

左後ろから時計回りにフェラス、アーメッド、アブドゥラ、ヘナン、レイチェルそして私。