英国を代表する博物館のひとつが、大英博物館!
地下鉄トテナムコートロード駅から歩いて行くと、門の外まで行列ができていた!
プレハブの小屋を作ってセキュリティチェックをしているせいだ。
混雑の原因は、各国からのツアー客。
利益を少しでも増やすために、無料の施設を最大限利用してスケジュールを埋めようとするのが、格安ツアーの特徴だ。
格安ツアーを利用する客は、芸術品に興味のない人が多い。
海外旅行の証拠写真を撮ることしか考えず、自撮りに夢中で大勢の人に迷惑をかけている。
節度のない一部の人のせいで、博物館内が撮影禁止になるんじゃないかと心配になる・・
・見たいものがどこにあるのか、事前にチェックしておく。
館内案内図を持たずに見学をすると、見残しが出る可能性が高い。
迷路のような博物館・美術館は多い!
大英博物館も建て増しを続けた建物なので、残念ながら効率よく回遊することはできない。
どうしても見たい作品がある場合は前もって、場所を確認しておこう♪
ただし、見たい作品が『出張中』の可能性もある。
有名な作品は、世界じゅうの博物館・美術館も展示したいのだ!
近年、各国から返還を求める動きが出ているようだが、私はおかしいと思う。
芸術品・文化財は、その価値が分かる人に見出されて初めて値打ちが出る☆
あたかも英国が奪ったかのように言うのは間違いだ。
その国に置いていたら、廃棄されるか壊されてしまっていたものが多い!
これまで大切に保管してもらったことに感謝すべきだと思う。
古代エジプトコーナー、アッシリアの不思議な動物の像、パルテノン神殿などを見ると、「よくぞ残っていてくれた!」と思う♡
昔は、むき出しでデンっ!と置いてあったロゼッタストーンは、アクリル板で囲まれていた。
今日は目先を変えて、小さな作品を細かく見てみる♪
最初に見つけて気に入った小さなウサギ。
ポーズがおもしろい♪
背伸びをしたようなウサギだ!
ブロンズ製で10cmもないくらいの大きさだけど、良く作られていると思う。
これが紀元前500年から存在し続けたことがすごい☆
次に気に入ったのは、メキシコの作品を展示した部屋にあった像。
以前来た時は、ザッとしか見ていなかった。
がんばるぞ!とセリフを付けたくなる可愛い像だが、不思議な顔だ。
しゃがみこんでいる色違いの像と、奥のおもしろい形。
一瞬、ウ〇コかと思ったけど、よく見たらヘビだった(笑)
メインは、トルコ石(ターコイズ)でできた双頭の蛇なのかもしれないけど、私は、小さな像の方が好き♪
でも、双頭の蛇はデザイン性が高いと思う!
中庭に半透明の屋根をして、中央の図書館と一体化したグレート・コート。
今はミュージアムショップがズラッと並び、上には大きなカフェもある!
中庭にテーブルとイスをたくさん置いて、軽食や飲み物を楽しめるようにしていた。
ゲストに長時間滞在してもらう工夫をしているようだ☆
見学に疲れて、中庭のカフェでアップルタルトとコーヒーを買ったが、座る場所がなかったので立ち食いした。
不思議なもので、1人が立ち食いを始めると、次々に立ち食いする人が現れる!
テーブルがあるんだから、立ち食いしてもいいと思う。
私が使っていたテーブルにも男性がやって来て、「いいかな?」と声をかけ、サンドイッチを食べ始めた。
パサパサした英国のサンドイッチを飲み物なしで食べられるのが、私には驚きだ!
大英博物館も展示品が少なくなっている気がする。
世界のどこかで『大英博物館展』をやっているだろうから、仕方がない。
大好きなエジプト猫(ゲイヤー・アンダーソンの猫)とカバのヒッポに会えなかったのが、とても残念だ!
ミュージアムショップにいたエジプト猫♡
レプリカだけど、耳輪と鼻輪は18Kで材質にもこだわった本物志向だ。
値段は£200!
英国の歴史と芸術を愛する人に訪れてほしい!
The British Museum
Great Russell St, Bloomsbury, London WC1B 3DG
大英博物館へのルート