韓国料理が大好きな私だが、辛いものは苦手だ。
最初に訪れた頃は、キムチすら食べられなかった・・
何度も行くうちに少しずつ辛いものを食べられるようになったが、好んで食べることはない。
だから、韓国へ行ってもメイン料理に選ぶのは、ほとんど辛くない料理だ。
大好きなのは小麦粉を使ったもの。
大阪でいう『粉もん』だ!
・カルグクス
・スジェビ
・チヂミ(ジョン)
・ミルミョン
・マンドゥ
カルグクス
日本のうどんに近い麺類で、いりこ出汁などサッパリした味付けが特徴。
アサリ入りカルグクスは、お気に入り♪
写真は東莱(トンネ)にある元祖ソムンナンソンカルグクスのもの。
とても食べきれない量だけど、手打ち麺がもちもちで美味しかった!
スジェビ
翻訳では『すいとん』と書いてあることが多いが、私は『すいとん』という料理を知らないから、ピンと来ない・・
大分の『だんご汁』のだんごに似ている。
初めてのソウル旅で食べたスジェビは、大統領府のそばにある名店。
じゃがいも、たまねぎ、ホバッ(韓国かぼちゃ)などが入った素朴な味付けだけど、ものすごく美味しい♡
チヂミ(ジョン)
日本でおなじみのチヂミという呼び名は慶尚南道の呼び方で、全国的にはジョンと呼ばれる。
お好み焼きの親戚みたいな食べ物だ。
店によって生地が違うので、食感もいろいろある。
釜山から車で1時間くらいのところにある巨済島(コジェド)で食べた牡蠣チヂミは、忘れられない美味しさだ☆
一口大じゃなくて、二口大くらいの小さなチヂミで新鮮な牡蠣がゴロゴロ入っている!
ミルミョン
韓国と言えば冷麺が有名だが、釜山では小麦粉で作ったミルミョンが一般的だ。
私は、冷麺は好きじゃないけど、ミルミョンは大好き♡
トッピングに赤いものが見えるけど、見かけほど辛くない。
写真は、南浦洞にあるハルメカヤミルミョンのもの♪
マンドゥ
蒸し餃子のことだ。
漢字では、饅頭と書く。
中国から伝わったものがそのまま利用されたんだろう・・
ただし、形は日本と少し違う。
コロンとした丸い形で、ほとんどの店のマンドゥは、それだけでお腹いっぱいになるほど大きい!
これも南浦洞のハルメカヤミルミョンのワンマンドゥ♪
ワンは『王さま』のことで、大きなマンドゥをワンマンドゥと呼ぶ。
肉入りのコギマンドゥ以外に野菜マンドゥ、キムチマンドゥ、きのこマンドゥなどを食べられる店もある。
・安い!
・早い!
・店が多い!
これらの粉もんのほかにキムパッ(韓国風海苔巻き)やラーメンなどを食べられる店を粉食(プンシッ)と呼ぶ。
街のいたるところにあるので、旅行中に利用しやすい。
小さな子どもがいるファミリー旅行や、辛いものが苦手な人は粉食屋を上手に使ってほしい!
財布にも優しくて、お腹いっぱいになる。
グルメな人は専門店へ行こう!
5つとも専門店があるし、それだけで勝負しているから、レベルが高い。
ただし、好き嫌いがあるので口コミを信用しすぎないように・・