夕方便なので釜山旅初日は、夕食を食べるだけで終わってしまう。(苦笑)
エリシーホテルのフロントスタッフから、南浦洞でいちばん好きな店を教えてもらった。
ホテルのすぐ下にあるジェソンミルミョンだ。
釜山の郷土料理として親しまれている麺料理!
そば粉やでん粉を使う韓国式冷麺(ネンミョン)とは違い、小麦粉が原料。
朝鮮戦争後、そば粉を手に入れることがむずかしかったので、小麦粉を使うようになった。
冷麺は具として牛肉を使用するのに対し、ミルミョンは豚肉をのせるのも違いのひとつ。
店内には、中年カップルが1組だけだった。
壁のメニュー表を見るけど、迷わずミルミョンを注文。
マンドゥも食べたいけど、絶対ムリだし・・
マンドゥは、蒸し餃子のことで、美味しい麺料理店のマンドゥにハズレはない!
注文すると、主人らしい男性が韓国語で何か言うが、分からない。
「한국어 모르겠어요(韓国語が分かりません)・・」と言うと、ちょっと困った顔をする。
コレって、本当はおかしな言葉だと思う。
簡単だけど、これも韓国語だからねぇ・・
ジェスチャーを交えて、もう一度説明してくれる。
「寒いから、やかんのスープを飲んで温まってね」ということらしい。
冷たいものを食べると身体が冷えるから、温かいスープを付けるんだろう♪
小さなヤカン入りの温かいスープ。
ステンレス製のカップは、温度を保ってくれるので便利だ☆
韓国の一般的な食堂の備品が写っているので、説明しよう!
ヤカンの右側の細長い木箱には、スッカラッ・チョッカラッ(スプーンと箸)が入っている。
蓋に穴が開いたほぼ正方形の箱は、ペーパー入れ。
テーブルを拭いたり、スッカラッ・チョッカラッを直にテーブルに置きたくない人は、コレを使おう♪
箸箱やペーパー入れが、テーブルの下に収納されているところもある。
麺は細くて、肉、甘酢大根、きゅうり、ゆで卵がきれいに盛りつけてある。
奥さんらしい女性が運んできたが、いきなりハサミでザックリ切らないのもうれしい♡
旅の思い出に、食べたものの写真は欠かせない♪
韓国料理は混ぜてしまうと、どれもオレンジ色になるからね・・
ミルミョンや冷麺の店には、酢とカラシが準備してある。
何も入れずに食べてみて、後から足すのがいいだろう!
南浦洞一かどうかは別として、とても美味しいと思う☆
私は、もともと韓国冷麺より釜山ミルミョンの方が好きだ!
赤ちゃんを連れた若い夫婦が入ってきた。
どうやら店主の娘らしい。
店主たちは、孫が可愛くてたまらない様子だ☆
私の後から来たハラボジ(おじいさん)は、チャジャミョンを食べて、先に出た。
チャジャンミョンも、韓国で人気の麺類だ。
元は、中華料理のジャージャー麺だと思う。
しかし、全く違う味付けなので、ジャージャー麺のつもりで注文すると、困惑するだろう。
ふと見ると、表側の電気を消して、外ののぼり旗を片づけている。
どうやら閉店時間のようだ。
韓国では閉店時間が近づくと、客がいてもサッサと片付けを始めることが多いが、この店の夫婦は黙って待っていてくれる。
大急ぎで食べて、お金を払った。
また1つ、美味しい店を見つけてうれしい♡
甘いものが食べたくなったので、光復路へ向かう♪
名前 재성밀면
住所 부산광역시 중구 동광동 중앙대로41번길14-1
재성밀면へのルート