大邱薬令市韓方医薬博物館

大邱薬令市は17世紀中ごろから存在する。
韓国の3大韓方薬材専門市場の中で最も古い歴史を持ち、流通の拠点として栄えた。

当時の人々の暮らしや韓方について学ぶことができる博物館だというので、興味を持っていた。
『かんぽう薬』というと中国の『漢方薬』だと思っていたけど、韓国では自国の名前を使って『韓方薬』と呼ぶようだ。

この博物館に興味を持ったのは、韓国ドラマでホ・ジュンという名医の話を見たからだ。
脚色はあるけど実在の人物なので、おおまかな筋はたどっている。
ドラマの後半で豊臣秀吉の朝鮮出兵が出てくる頃だ。

博物館にあったホジュンの肖像画。
いい顔をしていると思う☆
人生が顔に出ている!

ホジュンは、朝鮮一の医学書『東医宝鑑』を作った☆
これを見てみたかった。

見ても良く分からないけどね・・
少なくともハングル文字しか読めない今どきの韓国の若者よりマシ!

博物館の前に不老門がある。
横に教会があるので、ちょっと分かりにくい・・

不老門とは
この門をくぐった人は長生きするといわれる縁起の良いもの。
ソウルの昌徳宮の庭にあるものは1枚の石を切り出してあるので継ぎ目がない!
王さまの長寿を祈って作られた。

ここのは、縁起を担いで作られたんだろう。
17時過ぎていたので、もう閉館しているんじゃないかと母が心配したが、18時までだった☆

不老門を入ると左手に不思議なキャラクターがいる。
急いでいたので、確認せずに写真だけ撮っておく。

後でじっくり写真を見たら、右から薬を煎じるやかん、やかん頭の男の子、薬をつくる器頭の女の子、そして薬を包んだ束のようだ。
薬の束は、丹青(タンチョン)と同じ『縁起の良い五色』を使っている!

エレベーターで3階へ行き、降りながら見学♪
3階は韓方薬の歴史、2階は韓方薬、体質、体の仕組みなどを学ぶコーナーがある。

歴史コーナーは、人形などを使って当時の医療のようすを学べる♪
ドラマを見ていたので、何となく分かる。

韓方薬コーナーは、どんなものでも薬になるというのを再認識する。
ホジュンは、薬草の見分けが上手だったようだが、植物音痴の私には全く違いが分からない。

葉を薬にするもの。
彩色した元の状態なら違いが分かるけど、乾燥したら、どれも同じに見える・・

根を薬にするもの。
根っこになると、彩色した絵も違いが分からない・・

写真上部の茶色いのは、アルマジロ?
何に効くんだろう?

いろいろな動物も薬として活用していたようだけど、本当に効いたんだろうか?
別に韓方薬の効き目を疑うわけじゃないが・・

体質コーナーは人間の体質を4つに分けて、自分がどの体質なのか、質問に答えていくと分かる仕組みだ。
しかし、この体質分けは、どれも私に当てはまらない・・

なぜか韓服を着用体験できるコーナーがあった♪
「ここは何だろう?」と思っていると、王さまと王妃さまの衣装を着た2人がいた。

韓国語で「すみませんが、写真を撮ってくださいますか?」と私に話しかけるので、気軽に「いいよ!」と答える。

当時は、スマホの使い方がよく分からず、「えっと、これがシャッターかな?」と訊くと、2人が怪訝そうな顔で「韓国の方じゃないんですか?」と言う。

お互いに相手の国籍を見誤っていたようで、男性は日本からの留学生だった!
可愛い韓国人のガールフレンドと韓方デートだったんだ♡

韓方足湯のコーナーは、やはりやっていなかった。
これは、母といっしょにやってみたかった♪
もう閉館間近だからねぇ・・

館内は、韓方薬の匂いが満ちている。
建物の反対側に屋外の足湯があり、薬令市の門があったので写してからタクシーに戻ったら、運転手に「遅い!」と怒られた。

先にタクシーに戻った母より、かなり遅かったからだろうけど、客を怒るか?
ケンカしても勝ち目がないから「ミアネ~!(ごめ~ん)」と言っておく。

観光情報
名前 약령시한의약박물관(薬令市韓方医薬博物館)
住所 대구광역시 중구 성내2동 달구벌대로415길 49

약령시한의약박물관へのルート