絵金蔵 香南市赤岡

四国を回って、関西を楽しむ2週間の旅♪
しまなみ海道を渡り、道後温泉で1泊。
翌日は、久万高原を抜けて、高知駅前に泊まった。

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3日目の今日は、高知市の東隣にある香南市の絵金蔵へ寄り、室戸岬を通って徳島へ向かう。
ナビを設定すると、ちゃんと商工会の駐車場が候補に出てくる!
まちなかにある絵金蔵には、専用駐車場がない。

絵金蔵とは
絵師・金蔵、略して絵金(えきん)。
彼の絵を収蔵しているのが、絵金蔵だ。
歌舞伎を題材とした屏風絵が多い!
江戸時代末期の1812年に生まれた金蔵は、幼い頃から絵の才能を発揮。
狩野派の絵師となり、林洞意と号して土佐で大活躍!
しかし、いろいろあって城下追放となり、その後は町絵師として市井に生きた。
高知では、最近まで画家の代名詞として『絵金』という名前が使われるほど馴染み深い人物。

室戸岬へ続く国道55号線を走ると、香南市商工会の駐車場が、すぐ分かった♪
暑いから、日陰があるところに停める。
さすが、高知県は冬でも暖かいのか?

両側は、商工会の車だ。
職員は、北九州ナンバーをどう思うかな?

地図を見ずに歩いていたら、おっこう屋が見えた。
どうやら方向を間違ったようだ。

っていうか、何で地図をちゃんと見てから歩かなかったのか?(苦笑)
運命が私を、おっこう屋へ導いたのかもしれない☆

香南市を選んだ理由
私が絵金蔵を知ったのは、テレビ番組で見たから。
NHKの『鶴瓶の家族に乾杯』で香南市が出た。
亡くなった母が大好きな番組だったので、内容が良いものだけを残している。
香南市は、ステキなひとばかりだったので、良く覚えていた♪

絵金蔵の方へ戻ろうとしたら、聞き覚えのある声がした!
前方にいる女性だ。

「彼女が、ましろさんに違いない!」と思って、近寄ってみた。
私は、耳だけはいい♪

「こんにちは!」と挨拶して、「ましろさんですよね?」と尋ねると、「はい、そうです」とちょっと不思議そうに答える。

テレビで見たことを話すと、「だいぶ前なのに・・あの時は髪が長かったけど、傷むから切ったの」と笑う。

「まだ荷物出しできてないから、絵金蔵へ行ってから、また来て!」と言われた。
絵金蔵への道を教えてもらう♪

絵金蔵は、思ったより狭い道に面している。
テレビで見た時は、もっと広い空間だと思っていた!
入ると、検温と身元調査票記入が待っている。

まず2階で、金蔵に関する15分間の映像を見てから、屏風絵のレプリカや金蔵の作品を見学。
映像の中で、『金蔵の絵には、隠し絵が含まれている』という説明があった。

贋作作りという罠にハマって、御用絵師をクビになった金蔵は、町絵師になって、自由な絵を描いた。

通常10年という狩野派の修行を、わずか3年で終えた才能豊かな金蔵☆
しかし、強欲で倫理観のない商人に、あっさりだまされてしまう。
だけど、濡れ衣を着せられたせいで、金蔵らしい屏風絵が生まれたとも言える。

おどろおどろしい絵が多いと思われているようだけど、初めて見る私は、特に感じない。
人間の本性をズバリ描いただけだろう。

展示の中で特に興味を持ったのは、金蔵が絵を描く姿を表したもの。
当時、身長180cmの金蔵は、とても大柄だ!
それでも屏風絵となると、真ん中あたりを描く時はどうやったんだろう?と気になった。

絵金まつりでは、本物の屏風絵を屋外に飾り、ロウソクを立てて鑑賞する。
絵金がこだわった血赤をロウソクの光で見てみたい♡

ちょうど改装中で、本物の屏風絵を覗くことができなかった。
館内は、レプリカの屏風絵を展示している部屋以外の撮影を禁止しているのも残念!

見学後、入口へ出ると、屏風絵の周りに人が集まっていた。
どうやら、絵金の流れをくむ若い画家が描いた屏風絵のお披露目をしていたようだ。
COVID-19がなければ、もっと大々的にやったんだろうに・・

時間があったら、すぐ横にある弁天座も見たかった♡

観光情報
名前 絵金蔵
住所 高知県香南市赤岡町538

絵金蔵へのルート