Erddig (屋敷と庭)

モールド滞在3日目。
朝、出かける前に宿のパウラが勧めてくれたのがErddigだ。

居間に置いてあるナショナルトラストのパンフレットで見た感じでは、庭が広くて散歩に良さそうな場所だ。

ナショナルトラストとは!
自然や歴史環境を守るために,その土地を買い取って保存していくシステム。
1895年、英国の3人の人物が中心となって設立した。
1907年に制定された英国『ナショナル・トラスト法』では、買取った資産の保全のため譲渡できない規則や資産の公開を原則としている。
一方で、寄付した人には非課税措置を取る。
これによって、自分が愛した土地や建物を心ない子孫に売られることなく、ナショナルトラストによって永遠に守られる!

 

昨日、教えてもらったChirk castleも、すばらしかったので、彼女の勧めるところは期待できる。
でも私にとっては昔、行ったチェスターの方が魅力的だったから、時間が余ったら行くことに決めた。

ナショナルトラストが持っている土地はものすごく広くて、一面緑が広がる美しいところだった!
戻ってから調べたら、なんと東京ドーム100個分の敷地らしい。

こう書いても東京へ行ったことがない私にはピンと来ないけど・・
地元でいうと、下関にある角島よりまだ大きい土地だ!

しかし到着した時は、すでに16時近かったので、チケットを買う時に「庭を見るんですね?」と訊かれた。

屋敷があることを知らなかったので、かまわないと思った。
私が入った時、すでに厩の扉を閉め始めていたから、屋敷の見学は16時で終了なんだろう・・

厩舎では、女性スタッフがロバにニンジンを与えると、うれしそうにボリボリ食べていた!
それを見ている子どもたちも、うれしそうにニコニコしているのが可愛い♡

ロの字型の大きな厩舎には、クラシックカーも置いてある。
写真を撮ろうとしたら、扉を閉めようとしていたスタッフが手を止めてくれた☆
ありがとう!とお礼を言うと、ニッコリ笑って作業を進める。

厩の門を抜けて行くと、林と草原が広がっている!
ナショナルトラストのことは以前から知っていたけど、あらためて存在感を感じた。
これだけ広い土地を管理するのに、どれくらいの人とお金が必要なんだろう?

ふと振り返ると、美しい屋敷があった。
庭といっても、緑が広がるところしかないのか?と思っていたら、私が見たのは、裏側だった。

厩の門から反対側へ行くと、別の庭があった。

小さなバラのつるが広がる煉瓦塀に沿って横から正面玄関へ歩くと、玄関前にはたくさんの花が植えられ、目の前には立派な庭が広がっている!

あまり期待していなかっただけに、とても驚いた!!

今、考えると失礼だけど、自分が知らない場所は大したことないと思い込んでいた・・
思い上がりもいいところだ!

MOLD周辺には見どころがたくさんある☆

花には興味がないので名前は分からないけど、花の組み合わせ方がうまいと思う。
色と種類の配置が、すばらしい☆

庭の区切りにしている濃い緑色の木を丸くカットしているのが、すごく可愛い♡
ふと見ると、芝生の上に寝転がって昼寝している人もいた。
草アレルギーの私には、うらやましい風景だ!


休憩用あずまやの屋根に作られたカササギが可愛い♪

最初は、広過ぎる庭なので、ちょっと見て帰ろうと思っていたのに、「次はどんな庭があるんだろう?」と楽しみになる♪
気づくと、屋敷が遠く向こうに見えた。

まだ先には趣の違う池がいくつもあるけど、通路から眺めるだけにする。
口は達者でも体力がないから、感情に任せて動き回ると後が大変だ・・

それに昨日、Chirk castleの牢屋へ下りる時にくじいた足が一晩じゅう痛んで大変だった・・
まだ、ムリはできない。

別の庭を通って屋敷の方へ戻っていたら、レンガ塀のドアからアヒルと鴨が仲良く歩いて来た。
仲良く連れ立って、散歩しているとしか思えない♡
アヒルと鴨が友だちとは知らなかった!

2羽が出てきたアーチをくぐると、また別の庭がある。
昔読んだ児童小説『秘密の花園』を思い出す♪
こういう庭を知っているから書ける話だろう!

濃い緑色の刈り込まれた木のアーチの向こうには、温室があった。
この館のあちこちに植えられている植物の植え替えに使うものだろうか?

たくさんの苗が育てられている。
見えないところで大きな努力を続けることで、巨大な屋敷を維持管理できるんだろう!

Erddigは、美しい庭があるすばらしい館だ!!

屋敷を見学できなかったことが残念・・

ウェールズの情報は、あまりにも日本で知られていない。
一部の有名な観光地だけに行って満足するのは、もったいない!
ウェールズには、まだまだすばらしい場所がいっぱいある☆
旅行先を決める時は、英語サイトを見てみることをおススメする♪

宿に戻ると、車が1台も停まっていないのでビックリした。
どうやらイースターホリデーが終わって、ゲストたちが帰ってしまったようだ。

居間のソファにリチャードが座っていた。
「今日は、どうだった?」と訊くので、しゃべっていたら、パウラもやって来て話に加わる。

そして、「アイアンブリッジを知っている?」と訊くので、知らない、と答えると、スマホとテレビを連動してユーチューブを見せてくれた。
ヴィクトリア時代の村を再現したおもしろそうな場所があるようだ。

ウェールズの旅2つ目の宿Glan Llynでも、親切で観光に詳しいオーナー夫妻のおかげで最後まで有意義な旅ができた♪

明日から、イングランドへ入る。

Erddigへのルート