北村(プッチョン)で韓屋体験

韓国へ旅するようになると、気になるのが韓屋(ハノッ)!
時代劇に出てくるような伝統的な部屋に泊まってみたい♪と思うのが、人情だろう。

3回目の韓国訪問は、ひとり旅だった。
当時、まだ日本では注目されていなかった北村にある韓屋ゲストハウスを予約。

この時、インチョン空港の入国審査が大混雑して恐ろしく時間がかかった!
予約したタクシーで北村へ向かったが、余裕を持って待ち合わせした15時に間に合わない状態。

初めて借りたレンタル携帯で、日本語ガイドをお願いしたイさんに、タクシーの中から連絡するハメになった。

暑い中、約束した北村の観光案内所の前で日傘をさしてタクシーを待っているイさん。
本当なら先にゲストハウスへチェックインして手ぶらで会う予定だったが、案内所で北村について軽くレクチャーしてもらってから、いっしょにチェックインすることになった。

ソウルに住むイさんも、韓屋のゲストハウスを見てみたかったようだ♪
大通りから山手へ進むに従って、伝統的な建物が増えてくる。

ソウル中心部では多くの人が高層ビルに住んでいるので、伝統家屋はめずらしいのだろう。
ちなみに韓国では立派な高層マンションでも『アパート』と呼ぶ。

ゲストハウスの門は、昔ながらの頑丈な木でできている!
どうやって開けるのか分からず悩んだが、インターホンで呼び出すと電子ロックが外れるハイテクシステムだった。
チェックイン後は、暗証番号で開閉することになる。

門を入ると、瓦の乗った塀がL字型にあり、中を見せない工夫をしている。
右手と左手に別棟があり、逆L字型の母屋が奥にある。

リビングキッチンと90度の角度にある母屋に共同バスルームと2部屋。

写真の奥が泊まった部屋
リビングルームの螺鈿細工の家具や小物は、アンティークでステキ☆

隅に布団が置いてある。
それにしても、めちゃくちゃ狭い部屋だ!

これがダブルルームというのは納得できないので、もう一度確認した。
布団を2枚敷けない広さのダブルルームがあるだろうか?

だが、責任者らしい男性は、「間違いなく、ここがダブルルームです」と言う。
滞在10分で、自分の選択を後悔した・・

もし、誰かがリビングキッチンに来たら、音は筒抜け状態だ!
予感は的中し、毎晩12時過ぎまでリビングで音楽を聴きながらパソコンを使う男性がいた。

日本でいう障子の向こうに他人がいるワケで、とてもじゃないけど眠れない。
帰国まで体力が持つかどうか、不安になるほどだ!

まさに伝統的な造りで、ドアも窓も韓紙でできた木枠製☆
部屋の中には小さなテレビ台とテレビ、そしてエアコンしかない。

部屋の鍵も外の南京錠をかけることはできるが、室内にいる時は施錠できない。
パスポートや現金を持っているので、夜はスーツケースに入れて必ず鍵をかけた。
ひとり旅は、全ての行動が自己責任になる!

元気なゲストは、早朝から動き始める!
キッチンで支度を始めると、音で目が覚めてしまう。

そして、耐え難かったのが共同バスルームだ!
男女共同というだけでも嫌悪感がある。

ところが、外出先から戻ってバスルームへ行くと、誰かがシャワーを浴びた後で便器がビショビショになっていた。

かなり広いバスルームだが、シャワーカーテンがないのが問題!
荷物置き場もないから、途方に暮れた・・

便器を拭く布など置いていない。
韓国人は、濡れた便器に平気で座るんだろうか?
どうしようもないので、日本から持って行ったタオルで、びしょ濡れの便器を拭いた。

各国からのゲストと仲良くなるチャンスは、大いにある☆
実際、ドイツやタイから来た男性たちと話をする機会があった。

韓国伝統家屋での生活を知ることもできる☆
それでも、私は二度と伝統家屋には泊まらないと決心した!

この決心は、たった2年でくじけたけど・・
豪華な伝統家屋での快適な宿泊についての記事はこっち