Glan Llyn (Farm House)

Glan Llyn Farm Houseは、最寄りの村からも離れた一軒家だ。

とはいえ、ハーフティンバーの家が並ぶ古都チェスターまで車で約30分足らずの距離で、近くには多くの見どころがある!

オレンジのポールが立つ入口から続く道を走るとカラフルな色を使った柵で囲った広場が両側にあり、奥に建物がいくつかある。

3台くらい車が停まっているところに駐車したら、男性が奥からやって来て「せな?」と声をかけてくれた、

「は~い!よろしくね♪」とあいさつ。
彼がここの経営者リチャードだった。

「荷物はある?」と訊くので、「もちろん!重いのがあるよ」と言いながらトランクを開けて、赤いスーツケースを運んでもらう。

私はとりあえず、ノートパソコンが入った小さなスーツケースだけを運ぶ。
他の荷物は部屋の備品をチェックして足りないものを運ぶつもり・・

写真の奥にある白い壁の右端2Fが私の部屋

玄関を入ると正面に階段、左手に居間が見えた。
右手から女性が出て来て、にこやかにあいさつする。
彼女は、もうすっかり夏のリゾート地にいるような格好だ!

薪を使うストーブがあるゲスト用の居間

左手に入って「ここはシェアキッチンと居間だよ」とリチャードが言う。
シェア?自分のキッチンじゃないワケ?と不安になった。

2Fへ上がって行くと、ドアが3つある。
左手にある2つはゲスト用で、右奥はプライベートルームだ。

階段を上がった左手正面にあるドアを開けて、「ここが、あなたの部屋ですよ」と言って、バスルームの説明をしてくれたけど、部屋にはバスタブがないし、そもそも洗濯機がない!

自炊施設や洗濯機が付いているから、選んだのに・・
トレマドクで溜まった洗濯物を洗わないと着るものがなくなる!

「洗濯機は、どこ?」と訊くと、1Fに案内してくれた。
洗濯機2台と乾燥機2台があるけど、使い方がよく分からない。

「言ってくれたら、私がやりますよ」と言うけど、男性に自分の洗濯物を預ける気はないので、女性スタッフに訊いてみるつもり・・

 

いちばん近いスーパーの場所を訊くと、自分たちの部屋へ入れてくれて、パソコンで検索して道順を詳しく教えてくれた。

前の宿のマークのようにペラペラ英語で説明されるより、ずっと分かりやすい。
どうやら、リチャードは日本に興味があるようだ。

「スコットランド生まれだからアクセントが違うだろう?」と言うけど、ゆっくり分かりやすい英語で話してくれるので、とても助かる!

これは前から感じることだけど、人によって聞き取りやすい人と分かりにくい人がいる。

最寄りのテスコは、車で約10分の場所にある。
MOLDという町のようだ。

驚いたのは、この町のTESCO(テスコ)がとても巨大だったこと!
横にはリドルという激安スーパーもある。

TESCOには薪や石炭も売っているし、衣類も売っている!
カーディフの店には、どれもなかった。

エスニックフードコーナーには、パック入りの味噌汁や海苔も売っていた。

カーディフでは高級スーパー・M&Sすらなかった鮮魚コーナーもある!
じっくり見たワケじゃないけど、かなり新しい魚だ。

イースターの土曜日なので、17時前でも食品は売り切れが多かった。

私がほしいのは、サンドイッチみたいな軽食なのに、ほとんど売切れ・・
レンジでチンする蟹のパスタにした。

パック入りオレンジジュースとヨーグルト、ヤクルトを買った。
英国で初めてヤクルトライトを見つけた!

 
明日の食料も買った方がいいんだろうか?と思うけど、もし昼食をしっかり食べたら夕食はいらない。
部屋には大量の食糧があるので、やめておく。

 

4日間泊まったダブルルーム

ブルーを基調とした部屋で、掃除が行き届いている!
地中海リゾートの雰囲気だ。(行ったことは、ないけどね・・)

籐家具をアクセントにした明るい部屋

テレビの下にある小さな冷蔵庫には毎日フルーツ、ミルク、ジュース類、水などが補充される。

おやつバスケット♡

テーブルの上のバスケットには、あふれんばかりのスナック菓子、ウェルシュケーキ、パンなどが詰め込んである。
 

宿の周りの写真を撮っていたら、小さな犬が私に吠えかかった。
遠くにいた飼い主が呼び戻そうと名前を呼んだので、私が名前で呼ぶと、ホイホイ付いて来る。

子どもが「あの人、何でうちの犬の名前を知っているの?」と母親に訊いているのが可愛い!
自分たちが何度も名前を呼んでいるのに・・

やんちゃなトビー♪
翌日もカフェで会って、ちょっと遊んだ。

大きなプードルもいた。
この犬も人懐っこくて私の傍にすり寄ってくる。
私が嫌がらないから、犬好きだと飼い主にも分かる♪

 

まだ明るいけど、宿に戻って荷物の片付けをしていたら、もう19時近い!
キッチンでパスタを食べることにした。

大きなプードルを連れたカップルが裏庭のイスに寝そべってしゃべっている。
私がレンジを使おうとしていたら、女性がやって来て「レンジの使い方が分かる?」と訊く。

「分からないけど、たぶんこれを回して・・」とレバーを回しても、タイマー時間が変わらない。
女性が「見ててね!これを回して・・」と自分がやってみても同じだった。
苦笑いしながら外にいるツレの男性を呼びに行った。

男性は、う~む!と考えながら、別のボタンを押してからレバーを回す。
上手くタイマーが働いた♪

ありがとう!とお礼を言ったけど、何故わざわざ教えてくれたんだろう?
もしかしたら、私が犬好きだから?(笑)

英国人も使い方が分からなかったのは、ここのキッチン道具の多くがイタリア製だからだと思う。
女主人は、自分が良いと思う商品を揃えているんだろう!

 

パスタは高級バージョンを買ったけど、あまり美味しくなかった。
トレマドクのレストランで毎日、美味しい料理を食べた後だからムリもない・・

食後、カウンターに置いてあるケーキを少し切って、紅茶と一緒に食べた。
カーディフの語学学校近くのカフェで食べていたヴィクトリアスポンジより美味しい☆

使った皿やカップを洗っていたら、最初に会った女性がやって来た。
どうやら、彼女がリチャードのツレアイのようだ。
ゲスト用の食料を籠や冷蔵庫に補充している。

「ここにあるものは何でも好きに食べていい、って知っている?」と訊かれたので、うんと答える。

棚から抹茶の小さい缶を出して見せるので、「コレを何に使うの?」と訊くと、「飲むのよ!茶筅はないから、コレでやるけどね」と笑いながら、泡立て器を見せる。

どうやら、夫婦そろって日本びいきみたいだ。
話を聞いたら、日本語を2年間学んだそうだ!

しかも名前がパウラ!
半年間、同じフラットで暮らしたイタリア人パウラと同じ名前♪

リチャードとパウラ、スコットランド人とイタリア人夫婦がウェールズでやっている宿だった。
パウラは、おおらかでとても頭の良い人だ☆

突然、「パンナコッタは好き?」と言うので、「名前は知っている」と言うと、「味見に食べてみて!」と言ってきれいな赤と白のデザートを持って来てくれた。

自家製だというから二度ビックリ!!

パウラ手作りのパンナコッタはイチゴソースと二層になっているので、見た目もキレイ♡
冷たいパンナコッタは、プルンとしたのど越しで美味しかった♪

料理が上手で働き者のパウラがいるから、この宿が成り立っているんだろう☆

最初の夜はWi-Fiが使えなかったけど、アレコレやっていたら使えるようになったのでホッとした☆
私のパソコンは、パスワードが必要なWi-Fiとの相性が悪いみたいだ・・

部屋のシャワーが固定式だということが残念・・
折りたたみ式の入れ物が役立つ時が来た!

昔は小さな子ども用洗面器を旅行に持って行った。
下着や靴下を洗うのに便利だし、固定式シャワーの時は威力を発揮する。

今回はカーディフで、シリコン製の折りたためる容器(どうやら犬用らしい・・)を買って準備していた。

 

翌朝、キッチンへ行くと、隣の部屋のゲストと思われる2人がテーブルで食べていた。
おはよう!とお互いにあいさつする。

私が何をしようかとボーッと考えていたら、「何か手伝いましょうか?」と言ってくれる。

ひとり旅のアジア人が、途方に暮れているように見えるんだろう・・

ポットとカップを準備して、白いパン1枚にイチゴジャムを付けたものとバナナと昨日テスコで買ったハチミツヨーグルトを一緒に食べた。
これでお腹いっぱいだ・・

パウラとリチャードが、入れ替わり立ち替わりやって来て世話をする。

ここはゴミの分別が厳格なようで、女性がオレンジジュースのボトルを無造作に捨てようとしたら、「あ、プラスチックは、別だから私にちょうだい!」と言って持って行った。

「どこに捨てるの?」と女性が訊くと、裏にバケツがあると説明していたので、一緒について行って場所を確認しておく。

リチャードが「オレンジジュースを絞って飲まない?」と言う。
「使い方が分からないし、いらない」と答えた。
すると「僕がやるよ!グラスはこれでいい?」と中くらいの大きさのグラスを持って来る。

オレンジを半分にカットして次々に機械で絞ってくれた。
まさに、オレンジ100%のジュースだ☆

リチャードは毎朝、私のためにオレンジジュースを作ってくれた♡
コレは、最終日に私がキッチンへ行く前に準備しておいてくれたもの。
本当に優しい!!

リチャードがジュースを絞っていると、パウラが自分の日本語のノートを持って来て、見せてくれる。

たどたどしいひらがななのに、内容は結構むずかしい!
外国人の日本語学習帳を初めてみた♪

リチャードは、グーグル翻訳で音声翻訳できることを教えてくれる!
少しでも私が居心地よく過ごせるように考えてくれているんだろう♡

小さなカフェもやっている。

いったいパウラは、いつ寝るんだろう?と思うくらい1日じゅう働いているのに、いつも親切に声をかけてくれた♪

 
温泉の話をしていた時、「この宿にも温泉があるのよ!」と言って、わざわざ部屋を見せてくれた。

隣の建物は、2ベッドルーム付きファミリールームで専用キッチンがある。
そして、外には大きな円形のお風呂もある!
ジャグジー付きだけど、囲いがないのは水着着用なのか?

パウラは、とてもキレイ好きなので、犬連れのゲストが泊まった後は、特に念入りに掃除をすると言う。

彼女は、犬好きのゲストは禁止しても犬と一緒に寝ることを分かっているのだ!
毎回、2時間かけて1部屋を掃除するという。

 

自炊宿だから食費がかからないのが英国人向きだ☆
キッチン付きといっても材料は自分で持ち込むのだと思っていたが、基本的な食材は揃っている。

少なくともイングリッシュブレックファストを作ることができる!

ハム、ソーセージ、卵、バター、ヨーグルト、フルーツ、ミルク、ジャム、ケーキ、シリアルなどのほかに、各国のスパイスや調味料も棚いっぱいある。

英国のカントリーサイドで費用を抑えつつ、快適な滞在を求める人にピッタリの宿だ!
リチャードとパウラの人柄が最高だと思う♡

Glan Llynへのルート