私と英国ナショナルトラスト

The National Trust(ナショナル・トラスト)とは
歴史的建築物の保護を目的として、英国で設立されたボランティア団体。
424万人の会員と6万人超のボランティアが支える英国最大の自然保護団体。

私がナショナルトラストを知ったのは、ベアトリクス・ポターに興味を持った時だ。
日本では、ピーターラビットの作者として有名な女性。

彼女は、生前から設立されて間もないナショナル・トラストの活動を支援していた。
遺言でナショナル・トラストに寄付された土地は、4000エーカー以上!
ちなみに4000エーカーは、東京ディズニーランド11個分という途方もない広さ。

彼女は、絵本によく登場する湖水地方の風景を愛し、農場経営と自然保護に努めた。
湖水地方特有の羊であるハードウィック種の保護と育成に尽力し、羊の品評会では数々の賞を獲得している。

私は、2度目の英国旅行で現地の周遊バスツアーに参加したことがある。
湖水地方で、実際にハードウィック種の羊を見た時は感動♡

私がナショナルトラストの活動に共鳴するのは、『美しい自然や歴史的建造物は、持ち主だけのものじゃない。これらをそのまま保存して、みんなで楽しもう!』という考え方が正しい、と思うから。

英国では、欲張りな子どもに自分の宝である土地や建物を売り払われる心配がない。
ナショナル・トラストに土地や建物を寄付すれば、未来永劫そのままの状態で保存してもらえる☆

私が会員になったのは、ウェールズ留学を終えドライブ旅をしていた時だ。
行く先々で、会員と非会員の扱いが大きく違うことに気づいたが、その時会員になっても恩恵を受けられないと思っていた。

ところが、モンタキュートハウスの親切な受付スタッフが「今、年会費を納めれば、すぐに割引サービスを受けられるし、正式な会員証が届くまでは、申込用紙を見せればOK♪」と教えてくれた。

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モンタキュートハウス

旅も終盤で、残りの日々に数ヶ所訪問して、元を取れるか微妙だった。
しかし、考えようでは寄付したと思えばいい!

毎回、並んで入場料を払ったり、駐車料金を支払う必要がなくなるだけで助かる☆
実際は、その後5ヶ所の施設を見たので、充分満足♪

2020年の春、COVID-19の猛威で世界中が委縮していた時、ナショナル・トラストから会費継続依頼の手紙を受け取った。
日本より重症患者が多かった英国では当時、ほとんどの施設が閉鎖されていた。

入場者がなくても、維持管理は必要だ!
まったく元が取れないことは分かっていても、支払うことにした。

ある意味で、これもボランティアだと思う♪
私が納めた£72(約10,000円)で、花の苗をいくつか買うくらいはできるだろう・・

これまで、1週間に1度の割合でメールが送られて来た。
見学できない施設の今のようすやスタッフの活動などを知らせてくれる。
季節の料理やレシピも紹介しているので、見るだけでもけっこう楽しめる♡

昨年、ネット会員の手続きをしたから、今年はメールで会費継続依頼が来た。
もちろん支払った。
COVID-19で大変な時期だけど、ナショナル・トラストを応援したい♡