木蝋資料館 上芳我邸

四国ドライブ旅3日目。
今日は、道後温泉から車で70分ほどの距離にある内子町を散策♪

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分家の上芳我さん家は、町立内子中学校の前にある。
私は、木蝋(もくろう)が、どんなものなのか知らなかった。
受付に座っていた男性スタッフが、簡単に説明してくれる。

漆から取れた蝋には、カブレる成分が残っている。
しかし、段階を踏んで生成すると、木蝋ができるそうだ。

木蝋は、クスリや化粧品として使われたらしい。
当時、日本製の木蝋は高く売れたので、芳我一族が大もうけ☆

屋敷の造りで特徴的なのは、大きな松の木の大黒柱が2本あり、家を支えていること!

手前は40cm、奥が35cmくらいの柱。
地面から3階の屋根裏まで、まっすぐ立っている!

松の木というのが、値打ちがある理由。
柱1本で、家が2軒建つという。

言われてみれば、まっすぐに伸びる松の木は、めったにないよね?
ねじ曲がっている松なら、よく見かけるけど・・

2階は、未完成状態。
主人が病気になって、お金がなくなったようだ。

隅っこの方に一段高くなったところがある。
何かと思ったら、耐震工事の跡を隠すための台だ・・(苦笑)

最初に行った内子・歴史民俗資料館、商いと暮らし博物館で、とても金持ちの家だと聞いていた。
でも、それほど贅を尽くしたという感じはしない。

分からないところにこだわる性格だったんだろう・・
松の大黒柱みたいに!

変わっていると思ったのは、内側の庭に面した廊下の床の間の横が斜めに張り出していること。
どうして、三角形を付け足したんだろう?
急いでトイレに行く人が庭へ落ちないように・・?

トイレは、大人用2つと子供用1つ。
大人用だと落ち込んでしまう子がいたから、大切な跡取りを守ろうとしたのか?
小さくて可愛い♡

さらに、客用トイレも別にある!
掃除が大変だっただろう・・

ここの着替え部屋は、資料館のより広い。
四畳半ある。

広い中庭。

使用人は、20~30人いたようだ。
台所がとても広くて、屋内井戸もある!
しかも、今でも現役で、蛇口からちゃんと水が出る☆

台所の上が、女中たちの寝室だったようだ。
ほとんど、そのまま残っているんだから、見せてほしかった。

この屋敷は、階段のいちばん上に扉を付けて締め切っている。
男性スタッフは、どこにでもある寒さ避けの工夫だと言うが、私は初めて見た!

家の裏には、広い空間がある。
昔は、ここに木蝋を広げて乾燥させていたそうだ。

左奥に、立派な資料館もある。
床暖房なので、足が冷たくならず助かった☆

資料館では、木蝋づくりについて、詳しく展示してある。
私がいちばん興味を持ったのは、この人形・・というか料理!
真ん中に置いてあるのが、愛媛の伝統料理・鯛そうめん♡

役人をもてなす上芳我家の人。
いつの世も、役人はいい思いをしているようだ!

蔵を利用したカフェもあるけど、誰もいない。

内子町の木蝋作りは、わずか180年間。
短い期間、脚光を浴びた木蝋で大儲けした芳我一族は、引き時を知っていたから、今も家が残っているんだろう!
どんな人だったか、興味がある♪

観光情報
名前 木蝋資料館 上芳我邸
住所 愛媛県喜多郡内子町内子2696

木蝋資料館 上芳我邸へのルート