【ロンドン観光】ナショナルポートレートギャラリー

ナショナルポートレートギャラリーは、ナショナルギャラリーの裏手にある。

ポートレートというだけあって、大昔から今までの英国有名人の肖像画を集めた美術館だ。
おもしろいので、私はロンドンへ来る度に来ている♪

今回は行ってないけど、付属のレストランが人気らしい!
芸術に関心があってフリーで観光する人なら、ここでアフタヌーンティを飲むのは、いい思い出になるだろう☆

 

昔も最上階から順に下って見るようなつくりだったが、最上階まで直線で上る長いエスカレーターができていた。

エリザベス一世の時代から始まる♪
正確には、父親のヘンリー八世からだ。

6人の妻を持った不細工な王だが、英国に与えた影響は大きいと思う。
プロテスタントでもカトリックでもない、英国国教会という宗派を作ったのが彼だから。


6番目の王妃キャサリン・パー

次々に妻を殺したヘンリー八世。
最後の王妃キャサリン・パーは、幸運にも年老いた王より長生きしたので、殺されずにすんだ。

美貌だけでなく、優しくて非常に賢い女性だった。
エリザベス一世をはじめとする子どもたちも懐いていたそうだ☆

父であるヘンリー八世から娘のエリザベス一世が王位に就く間には、異母弟のエドワード六世、ジェーン・グレイ、異母姉メアリー一世がいる。

その度に、エリザベス一世は、命の危機に遭っただろう。
戦国時代の日本と同じように、跡取りになるためには、血のつながった兄弟でさえ殺す時代だったのだから・・


わずか15歳で亡くなったエドワード六世

エリザベス一世の統治時代は、日本の戦国時代とほぼ重なっている。
彼女が亡くなった年に、徳川家康が江戸幕府を開いているのだ!

エリザベス一世の若い時、壮年期、そして老年期の肖像画を見比べるのもおもしろい!
良くも悪くもこの人が独身で王座を守らなかったら、今の英国はなかったと思う。

表紙に使った25歳の戴冠式の肖像画は初々しくも、女王としての威厳を備えている賢そうな女性だ。


左:エリザベス一世、右:メアリー・オブ・スコッツ

そして、老年期は老獪な政治家の顔になっている。
横に宿敵スコットランド女王メアリーの肖像画を並べているのは、英国人のブラックユーモアだろうか?

昔、見た時より展示作品が少ない気がした。
有名なヘンリー八世の肖像画がないことが不思議だったが、帰国前にドライブ旅行をしていた時に思いがけず、別の場所で出会った!

名前だけは知っているけど、顔を知らない英国人がけっこういることに気づき、驚く!
清教徒革命のオリバー・クロムウェル。
作曲家のヘンリー・パーセル。

英語辞典を作ったサミュエル・ジョンソン。
ガリバー旅行記を書いたジョナサン・スウィフト。
スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズ。

私が大好きな『高慢と偏見』を書いたジェーン・オースティンなど。
作家は、ほとんど顔を知らない!

ファッションデザイナーのポール・スミス。
ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズ。
ダイアナ妃の笑顔は、今でも輝いている☆

へえ~っ! この人、英国人だったんだ・・という知り合い(名前を知っていることが、知り合いと言えるのか?)を見つけると、ワクワクする♪

たとえば、天然痘の予防接種により安全な種痘を開発したエドワード・ジェンナー。
ハレーすい星で有名なエドモンド・ハレー。
蒸気機関車を発明したジェームズ・ワット。

ファラデーの法則で有名な科学者マイケル・ファラデー。
ベルギー出身の画家アンソニー・ヴァン・ダイク。

大好きなバロック音楽作曲家のゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルはドイツ人だと思っていた。
のちに英国人になったようで、ジョージ・フレデリック・へンデルになっていた!

名前を知らなくても、その時代を生きた人たちの肖像画を見るのも楽しい♪
歴史や服飾に興味がある人は、充分楽しめるところだ。

気になる人がいたら、ナショナルポートレートギャラリーのHPで見てみよう!

ナショナルポートレートギャラリーへのルート