ウェールズ留学中の記事を書き始めた時は、細かく書くと数年かかるかもしれない・・と思っていた。
大きな流れで記事づくりをしたので、書き残したことがたくさんある!
この店もその1つ。
留学前、英国へ4回旅をして、いくつかの有名なティルームに行った。
私は、昔から朝はミルクティと決めているほど紅茶好き♡
旅でのティルームへの支払いは、全然気にならない。
旅は、非日常を味わうものだから、多少の出費は想定内♪
でも、留学となると話は別!
1度のティタイムに£7近く払うのは、勇気がいる。
必要なのは勇気じゃなくて、お金だけどね・・(苦笑)
絶対に美味しい店じゃないと行きたくないと思っているうちに、留学生活も終盤を迎えてしまった。
3月の終わり頃、初めて1人でカーディフ城横にあるビュート公園内のティルームPettigrewへ♪
週末は予約客が多く、少し待たされた。
優雅な3段式のトレイに乗ったアフタヌーンティを楽しむグループがほとんどだ。
ヴィクトリア時代の公爵夫人が始めた、英国を象徴する食文化のひとつ。
当時は、朝夕2食がふつうだったので、夕方になると、お腹が空く!
そこで、つなぎとして始まった習慣が儀礼化し、次第に庶民にも広まった。
現在のアフタヌーンティは、数種類のケーキ、スコーン、サンドイッチなどが基本。
これらを、大量のお茶とともに楽しむ♪
大食いな英国人には、何ともないだろうが、小食な私には優雅どころか、ほとんど拷問に等しい!
1口サンドイッチの後に、スコーンを1つ食べたら、もうギブアップ。
毎回、ケーキには手を付けられないか、少しかじって終了!
それが分かっているのに、1人分£15もする3段トレイのアフタヌーンティを注文できない・・
選んだのは、Welsh cream tea♡
クリームティというのは、スコーンと紅茶のセットで、最小単位のアフタヌーンティ☆
残念ながら、日本では生クリーム添えの場合が多い。
スコーンには、本物のクロテッドクリームしか付けないと決めている私!
注文の時に「このクリームは、クロテッドクリームですか?」と確認するのを忘れない。
幸か不幸か、今のようにアフタヌーンティが観光化する前にちゃんとしたティルームで味わっていたので、絶対に妥協できない!
女性スタッフが「うちは、デヴォンシャーから取り寄せています」と言うので、とりあえず納得。
まず、ポットとカップ、ミルクピッチャー、ティストレーナー(茶こし)などが運ばれる。
紅茶は、数種類から好きなものを選べる。
Welsh cream teaは、ふつうのクリームティと違って、ウェールズの伝統菓子バラブリスとスコーンが1つ。
ふつうのクリームティは、2つのスコーンを2種類から選べる♪
もちろん、Welsh cream teaのスコーンも種類を選べるので、プレーンにした。
バラブリスは、残念ながら私の口には合わなかった。
ドライフルーツをたくさん使用しているからだ!
こういうのが好きな人は、たまらないだろうけど・・
しかし、イチゴジャムとクロテッドクリームをたっぷり付けたプレーンスコーンは、とても美味しかった☆
いつも寮で飲んでいた紅茶とは比べ物にならないほど香りが良い♡
最初の訪問からカーディフを離れるまでの3週間に3回訪問。
もっと早く行けば良かった!
カーディフを離れる前日も、クリームティを楽しんだ♪
「明日、半年間の留学を終えてカーディフを離れるけど、ここのクリームティが美味しかったことは忘れないよ!」とスタッフに伝えた。
3週間のドライブの後、帰国すると話すと、最後にニッコリ笑って「良い旅を♪」と送り出してくれた。
カーディフで、優雅なティタイムを楽しむなら、おススメ!
名前 Pettigrew Tea Rooms
住所 Castle West Lodge, Bute Park & Arboretum, Castle St, Cardiff
Pettigrew Tea Roomsへのルート