テジクッパッ 大好きな韓国料理

韓国料理の中でいちばん好きな料理は何か?と訊かれたら、テジクッパッ!と答える。

テジクッパッは、豚肉入りスープご飯だ。(直訳すると、あまり美味しそうに思えないだろうけど・・)
慶尚南道の料理なので、釜山や大邱周辺で食べることができる!

私は福岡県出身。
小さい頃から豚骨ラーメンで育った!

釜山の西面(ソミョン)にあるテジクッパッ通りには有名店が並んでいる。
店先の大鍋でグツグツ煮ている豚の匂いが気にならなかった。

初めて行った時に、母がスープの匂いで選んだのは、松亭三代(ソンジョンサムデ)クッパッだった。
料理上手な母が選んだ店は間違いない☆

店の奥には朝から焼酎を飲みながら、テジクッパッを食べている男性たちもいる!
朝から、というか昨夜からずっと飲んでいるのかもしれない・・

テジクッパッの店は、なぜか24時間経営のところが多い。
早朝、ご飯を食べられる店が少ない韓国ではありがたい存在だ☆

最初は、テーブルいっぱいに広げられるおかず類をどうすればいいのか、分からなかった。
店のアジュンマ(おばちゃん)は、韓国語で「コレとコレを鍋に入れて。味噌は、野菜に付けるんだよ!分かった?」と教えてくれた。

おかずを指差しながら説明してくれるから、何となく分かる♪

店によって出てくるものは少しずつ違うけど、食べ方は同じだ。
テジクッパッのスープには塩気がない。(塩味が付いている店もたまにある!)

生のアミやニラを入れ、豚肉に別皿のソースを付けて食べながら、カクトゥギや白菜キムチを食べるといい具合になってくる。

ニラの違い!
日本のニラは生じゃ硬くて食べられないものが多いが、韓国のは細くて柔らかい。
テジクッパッが熱いうちにニラを入れておくと、苦手な人も食べやすくなる☆
日本ではニラを食べない私でも大丈夫だ。

もっと塩気が必要なら、テーブルに置いてある塩を入れて味を付ければいい。
豚骨ラーメンのスープを想像すると、朝からコッテリした料理なんか食べられない!と思うだろうが、テジクッパッのスープはサッパリしている。

煮込んだ豚肉は柔らかく、ソースと呼ばれるタレを付けると本当に美味しい!
松亭三代クッパッのキムチは、大根と白菜がミックスになっている。

このほかに青唐辛子、玉ねぎなどが付いているので、サムジャンと呼ぶ辛くない味噌を付けて食べよう♪
素麺も付いてくる。

私は、ご飯はいらないから、素麺を2つほしい!といつも思っていた。
いつだったか、ご飯を運んできたアジュンマに、「ご飯はいらないから、素麺をもう1つちょうだい!」と頼んだことがある。

アジュンマは、ちょっとビックリした顔だったけど、ご飯を下げて素麺を持って来てくれた。
海外では、何でも言ってみるべきだと思う♪

さて、基本のテジクッパッには最初からご飯が入っていることが多い。
韓国人は、スープにご飯を入れて食べるのが大好きだ!

しかし私は、別が好き♡
じゃあ、どうするか?

注文する時に「ッタロ、チュセヨ!」と頼むのだ。
『ッタロ』とは、『別』の意味なので、ご飯とスープを別にしてくれる。

最近食べるのは、テジクッパッじゃなくて、テジスユクペッパンと呼ばれるもの。
コレは、さらに豚肉とスープも分かれている。

ご飯、豚肉、豚骨スープが別々になったメニューだ。
本来は、酒飲みのためのメニューらしい。
スライスした豚肉をつまみに仲間とワイワイ焼酎を飲むのが、釜山アジョシ(おじさん♪

値段はテジクッパッの1,5倍くらいするけど、たまらなく美味しい☆
上質な美味しい豚肉をたっぷり食べられるからだ!

私が韓国の中で釜山がいちばん好きになったのは、テジクッパッとテジスユクのせいだろう!
これらを食べに行くと言っても過言ではないくらい大好き♡

テジクッパッが大好き!と言うと、釜山っ子がうれしそうに自分の好きな店を教えてくれる。

韓国の豚肉は、安くて美味しい!
ぜひ食べてみてほしい☆