臨時首都記念館【大統領の生活について】

釜山へ何度か行くと、ふつうの観光だけでは物足りなくなる。
もともと歴史が大好きなので、そろそろ韓国の歴史も学んでみたい♡
そう思って検索した結果、おもしろそうだと思ったのが臨時首都記念館

朝鮮戦争の時、ソウルがあっけなく陥落したため、政府が一時的(1950−1953)に釜山へ移された。
韓国・国連軍は、釜山の手前・洛東江まで北朝鮮・社会主義連合軍に追い詰められたそうだ。

その時、大統領官邸として使われたのがココ。
元は日本統治時代の1926年に建てられ、第二次世界大戦後は知事公舎として利用していた由緒ある場所。
私は建築物にも興味があるので、ネットで見た赤レンガの美しい建物を見てみたい♪

臨時首都記念館 【朝鮮戦争について】

玄関から入ると表側が政治の舞台で、奥に大統領と夫人の生活スペースがある。
大統領執務室から廊下の奥に向かうと、正面にイ・スンマン夫人・フランチェスカさんの部屋があった。
裏庭に面した部屋で、オンドルルームとしては、かなり広い☆

オンドルとは
かまどの熱を利用した床下暖房のことで、冬の寒さが厳しい朝鮮半島ならではの工夫。
朝鮮時代のオンドル部屋は、驚くほど狭い!
貴族階級である両班(ヤンバン)の屋敷でも、一部屋は6畳~8畳程度。

オーストリアの首都ウィーンの実業家に生まれたフランチェスカさんは、スイスの国連で通訳として働いている時にイ・スンマンと知り合った♡

ドイツ語、英語、フランス語が堪能で、タイプライターも得意☆
妻としてだけでなく、秘書として夫をサポートしたんだろう!

オーストリア人だけど、韓国大統領の妻だから、韓服を着用する機会もあったようだ。

韓国の伝統家具・らでん細工のたんすと並んで置いてある赤い箱は、もしかして冷蔵庫?
まさか、こんなところに冷蔵庫を置かないか?
いや、もしかしたら毎晩アイスクリームを食べていたかも!(笑)

部屋の窓辺は、懐かしい造り☆
父の生家へ泊まると、こういう窓辺の部屋に寝ていた。

コレって、すごく便利♪
イスにも机にもなる!
ちょっと腰かけて外を見たり、畳に座って夏休みの宿題をしていたものだ。

ダイニングルームと食器棚。
手前の棚に並ぶのは、韓国の食器♪
奥のガラス戸棚には、洋食器が並んでいる。

すごいなぁ!
この時代、すでにシステムキッチンみたいな設備があったんだ。

でも右側にある二段になった戸棚は、父の生家にあったのと同じ。
今まで考えたこともなかったけど、同じ頃にできた家なんだろう♡

洗濯板と叩き棒?
韓国では、洗濯物を叩いて汚れを落としていた。

昔の写真を見ると、女性たちが棒でバシバシ叩いている!
叩くより洗濯板の方が、汚れが落ちそうな気がするけど。

タイル張りの浴槽。
色合いが、すごくオシャレ☆

日本人が作っただけあって深さも充分。
ゆったり寛げそう♪

建物が立派なわりに、階段は狭くて簡素。
もし上から誰かが下りてきたら、ぶつかりそうな感じ・・

台所から上がる階段だから、使用人専用?
英国の邸宅では、使用人と雇い主の階段が分かれているから、そうかも!

イ・スンマン大統領とフランチェスカさんのコート。
フランチェスカさんのコートは、今でも着られるようなデザイン♪

私がほしくてたまらないブルーのコート☆
くるみボタンがいいなぁ。

オシャレなトイレ☆
TOTO資料館で見た年代物の便器みたい!

床のタイルもすごくいいよね!
トイレオタクとしては、もうちょっと近くで見たい♡

白いタイルとプルーの便器は、清潔感があっていい♪
でも、フランチェスカさんは、これを使ったのかな?

一般の人たちは、いっぱいいっぱいの生活だったろうけど、この時代の生活用品はすばらしいものが多いと思う♡

表紙は、裏庭から見た建物!
背の高い笹を植えてある部分が、フランチェスカさんの部屋。

臨時首都記念館へのルート