雨の日はマッコリとチヂミ♪

韓国では『雨の日は、マッコリとチヂミ』という言葉がある。
理由は、いろいろあるようだ。
『雨の音が、チヂミを焼く音に似ているから』という説もある♪

生活に根付いているのは確かだ!
どこの国の酒飲みも、何だかんだ理由をつけて飲みたがるだけかもしれないが・・

向かったのは、『月香(ウォルヒャン)』!
住所検索して、地図を見ながら歩いたが、このビルは朝鮮日報の別館だった。

 

朝よりは少し雨が弱くなったけど、足元はビショビショ・・
濡れた傘を入口にある傘袋に入れて店内に入ると、数組の客が食事をしていた。
スタッフの案内を待たずに窓側の席へ、どんどん歩いて行くきよさんの後を追う。

メニューを持って来てくれた女性スタッフに、「福順都家(ポクスンドガ)は、ある?」と訊くと、「はい、あります!」と言うので、ホッとした。

ネットの口コミでは、ない場合があると書いてあったからだ。
「注文は、ちょっと待ってね」と言うと、「どうぞ、ごゆっくり・・」と答えて、温かいお茶を入れたポットを持ってきてくれた。

カルビタンを食べて4時間くらいしか経っていないので、お腹が減っているワケじゃない。
「チヂミでいい?」と訊くと、「うん」と答えるので、ベルでスタッフを呼んで「ジャガイモのチヂミは、どれ?」と尋ねる。

美味しそうなチヂミを見つけていたからだ。
数種類あるチヂミの中から、「コレです!」と指さすので、「じゃあ、それと福順都家ね♪」と注文を決定する。

福順都家というのは生マッコリの銘柄で、2年前に釜山で知ってから、とても気に入っている♡
製造しているのは、釜山の北・蔚山(ウルサン)にある会社だ。
どうやら『福順』というのは、社長夫人の名前らしい。

シャンパンマッコリとも呼ばれるのは知っていたが、大統領主催の晩餐会で乾杯に使われるとは知らなかった!

マッコリは、ふつう陶器でできた器かアルミの器で飲むが、福順都家はシャンパングラスで飲む。

栓を開ける時は男性スタッフが、2分近くかけてゆっくり少しずつ空気を入れていく。
そうしないと吹き出して、中身がなくなるんだろう・・

乾杯~♪
飲み口が軽くて、良い香りがする☆

おかずとしてわらびのエゴマ和え、カクトゥギ、ワカメの茎炒めが運ばれた。
どれもたっぷりした量で、美味しい♪
日本だったら、おかずだけで1品500円は取られるだろう・・

ジャガイモを細切りにした生地にチーズをかけて海老やホバッ(韓国かぼちゃ)などを散らしたチヂミは、想像以上に大きい!
見ただけで、完食できないと確信した。

ネットでは、見た目と違ってピリ辛なので注意!と書いてあったが、全然辛くない。
たしかに唐辛子が散らしてあるけど、辛くない唐辛子だと思う。

サクサクした生地は油っぽくなくて食べやすく、玉ねぎの破片が入ったタレも美味しい☆

大きなガラス窓越しに雨が降るようすを見ながら、マッコリとチヂミを楽しむ♪
幸せな時間だ~!!

14時過ぎると他の客は帰ってしまい、私たちだけになった。
もしかして、営業時間は14時までだったんだろうか?

厨房近くでは、おしゃべりの花が咲いている。
14時30分に女性スタッフが静かにやって来て「申し訳ありませんが、これ以降は注文ができません。15時からは休憩時間になりますので、よろしくお願いいたします」というようなことを言う。
丁寧な韓国語は、聞き取りがむずかしくて、大まかな意味しか分からない・・

もちろん、追加注文はないし、15時までは大丈夫だと分かって安心した♡
美味しいおかずやチヂミを食べきれないことが残念でたまらない・・
きっと日本に戻ってから後悔するだろう!

旅行の時だけでいいから、大きな胃袋のスペアがほしい!!

店舗情報
월향(광화문점)
서울특별시 중구 명동 세종대로21길 30 1층

月香へのルート