ナクセポックム(手長だこと海老の甘辛炒め)

港町釜山の名物料理のひとつ낙지볶음(ナクチポックム)!
手長だこを甘辛く炒めた鍋は、ご飯にも酒にも合うので、人気がある。

ソウルのナクチポックムは激辛らしいが、釜山はわりと食べやすいと聞いたので、挑戦したいと思う♪
辛いものが苦手な私だけど、韓国へ通ううちに少しずつ辛さに慣れてきた。

これは私だけのことではなく、韓国人も同じらしい!
日本に住み、パートナーが日本人だという韓国人男性から聞いた話だが、長い間辛い料理を食べないと、食べられなくなるらしい。

さて、今日は豪華ランチを食べたので、夜になっても食欲がない。
長期入院生活を終えたばかりの母がいっしょなので、用意していた飲食店リストの中で、ホテルからいちばん近そうな店を選ぶ!

地図で見た感じでは、徒歩数分の距離。
途中まで自信を持って歩いたけど、分かれ道に来て、どっちか迷った・・
道が暗くて、先が見えないのだ。

分かれ道で友だちのきよさんと母に待ってもらい、私だけがようすを見に先へ進む。
アタリ!
店の名前を見つけた。

温泉海鮮鍋(オンチョンヘムルタン)
こういう時、少しでもハングル文字を読めて良かったと思う!

店の座敷では、若い男女グループがワイワイ宴会中♪
私たちは、낙새볶음(ナクセポックム)を3人前注文。

2人前でも充分なのは分かっているけど、人数より少ない注文は嫌がられるから・・
これは、韓国の食堂が無料おかずを提供するサービスによるルール。
少ない注文で、おかずを大量に食べられたら、たまったもんじゃないよね!

ナクチポックムは、手長ダコのみ。
でも、母が噛み切れない硬さかもしれないので、海老(セウ)入りのナクセポックムにした。

ナクチとウでナクセポックム!

ポックムは、炒め料理のことだけど、炒め煮という感じだ。

バンチャンは左上から時計回りに、白菜キムチ、トトリムッ(どんぐりゼリー)、サムジャン(辛くない味噌)、青トウガラシ、豆モヤシのナムル、ピリ辛サラダ、煮豆。

グツグツ煮える鍋の中身は、下の方が餅、ネギ、タマネギなど、上に手長ダコのぶつ切り、海老、タンミョン(韓国はるさめ)、えのき、にんじんなど。

最初は具材が分かりやすい!
だんだんオレンジ色になってくる♪

見た目は辛そう?
実際、ちょっと辛いけど、とても美味しい☆

韓国人グループが鍋を食べながら、カムジャミョンを追加する声を聞いた!

「何?カムジャミョンがあるの?」とほくそ笑む私。
カムジャミョンは、ジャガイモでできた麺で、モチモチしてすごく美味しい♪

「すみませ~ん!こっちもカムジャミョン追加ね」と、負けずに注文。
美味しいスープを吸った麺は、夜は軽くしか食べないというきよさんも、気に入ったようだ。

海鮮鍋(ヘムルタン)
店の名前になっているヘムルタンは、手長ダコのほかに渡り蟹、海老、イカなどが入った豪華版の鍋だ☆

後から来た客が注文したものだが、たまたま横の空きテーブルで作っていた。
店のアジョシ(おじさん)に「写真を撮ってもいい?」とニッコリ笑顔で、お願い♡
許可をもらったら、「コマッスムニダ~(ありがとう)!」とお礼を言うのも忘れない♪

ちゃっかり写真を撮らせてもらう私を見て、きよさんは呆れ顔・・
美味しそうな食べ物をタダで撮れるなんて、最高♪

韓国では、人懐っこい態度が会話につながることが多い。
ヘタでも堂々と韓国語で話しかける私に、邪険な態度をとる人はほとんどいない!

以前、人が注文した参鶏湯(サムゲタン)がテーブルに届いたものを撮らせてもらったこともある♪(笑)
自分が食べたものを撮り忘れたからだ・・

お預けを食ったのに、注文主のおじさんは、私が写真を撮りやすいように湯気をフーフーしてくれた♡
食べ物は、旅の思い出につながっている!

店舗情報
名前 온천해물탕낙지
住所 부산광역시 동래구 온천1동210-52