2018年11月からウェールズの首都カーディフで半年間、語学留学をした。
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週末テスト後のお楽しみ♪
Pre Intermediateクラスの授業
留学して、約70日経った1月22日から、Pre Intermediateクラスへ移動。
クラスメイトは、コロンビア人男性エリックとイラク人青年ハイダーだけ!
語学学校では、クラスメイトは少ない方が、発言回数が増えるから得☆
2月の始めにエリックが午前中の授業になったので、数日間はハイダーと2人だった。
クラスを移って1ヶ月経った頃、担任のエイドリアンがやって来て「今日から新しい生徒が入るよ。17歳で、彼はサウジアラビアの・・」と言う。
「またアラブ人かいっ!」と内心、舌打ちしたくなる。
アラブ人がキライなわけじゃないけど、違う国の人にも会いたい!
これまでのクラスメイトのほとんどが、アラブ系だ。
若いハイダーは、年の近いクラスメイトができるから、うれしいだろうけど♪
しばらくして、ノックが聞こえた。
エイドリアンがドアを開けると、入ってきたのはなんと、ファハド!
エイドリアンが自己紹介した後、私たちに自己紹介させようとした。
ファハドが先に「セナ!」と言ったので、自己紹介は中止♪
前のElementaryクラスでいっしょだったことを話すと、「だったら、すぐ友だちになれるね!」とエイドリアンが笑う。
ハイダーとファハドは、アラビア語で簡単にあいさつ♪
前から、「何で、ファハドがElementaryなのか?」と思っていたくらいの実力だから、授業が始まってもどんどん発言する。
一方の私は、頭が飽和状態になってきた。
ゲームで「過去形、過去完了形、現在形、現在進行形、未来形などで話せ!」と言われると、とっさに出て来ない・・
エイドリアンが困った顔で「セナ、起きてる?」と言う。
起きているんだけどね・・
脳が働いてないんだなぁ!
それでも3人で、和気あいあいと授業が進む。
今日は午前中、停電してパソコンが使えなかったので、薄暗い教室で勉強した。
ようすを見に行ったエイドリアンによると、学校だけでなく通りのすべての電気が消えていたそうだ!
彼が心配したのは、学校じゃなくて「ギネスの温度が上がってしまう!」ということだったのが笑える♪
学校の前にあるパブPen & WigのGuinnessビールが心配なのだ!
ロンドン、ニューヨーク、パリ、ローマで新聞記者が『どの都市の人が親切で、どの都市の人が不親切か?』という問題を、実験で試すというテーマがあった。
私の経験では、ロンドンの人が不親切というイメージがない。
教科書の実験結果は、ロンドンが最低!
ニューヨークが最高で、ローマとパリがそこそこだった。
でも、同じ条件でやったワケじゃないし、この実験が正しいとは思えない!
私はロンドンで親切な人にたくさんあったし、どこにでもイヤなやつがいる。
英国人が好きな自虐ネタかもしれない。
若きクラスメイトのハイダーとファハド。
フットボール中に足を骨折し、杖を使っていたファハド!
カーディフ城の『開かずの門』がたまたま開いていた日。
エイドリアンも、この門が開いているのを見たことがないと言う。
【表紙】は、3月1日のセントデイビッドデイの飾りつけをした学校の受付。
ウェールズの聖人・デイビッドを記念した祝日なのに、学校は休みにならない・・