英国のスーパー

私が、ちょこちょこ英国へ旅行していた15年以上前は、スーパーの数も少なく品揃えの悪さに閉口するほどだった。

今は、移民経営の小さなよろずやみたいな店が激減して、大手スーパーがコンビニ代わりのミニストアをたくさん展開していると分かった。

カーディフの中心街(シティセンターと呼ぶ)には『テスコ(TESCO)』と『センズベリー(Sainsbury)』というスーパーと、食品の美味しさで昔から定評がある高級スーパー『マークス&スペンサー(通称M&S)』がある。

それぞれのスーパーは日本と違って、独自のカラーをしっかり打ち出していて、利用する階層に合わせているのがよく分かる!
良くも悪くも、英国は階級社会が残っている。

シティセンターにある3つの店を順番に並べると、いちばん安くて庶民的なのが『テスコ』、次が『センズベリー』そして日本のデパ地下にあたるのが『M&S』だ。

たとえば、『テスコ』には、移民たちが食べたい母国の調味料や食品が多く並んでいる。
しかし、『M&S』は、インスタントラーメンを置いてない。

海外の食品で品揃えが良いのは、かつて英国が支配した国々のものだ。
インドや中国の料理、調味料などはとても多い。

日本料理も、寿司の材料は置いてある。
『まきす』のことを『sushi mat』と書いてあるのは、笑ってしまった!

今年になってから甘酢生姜も加わった。
海苔やワサビ、寿司用の高級米などを一緒に買えば、立派な巻き寿司が作れると思う☆

買い物を終えると、カゴを持ってレジへ行くのは日本と同じだけど、セルフレジというシステムもある。
客が自分で品物のバーコードをスキャンする。

レジ袋が必要ならその袋代も加えて、会計するというものだ。
ヒースロー空港で初めて見た時は、とても驚いた!

スタッフが商品をスキャンし、支払いを客にやらせるのは、日本でもやっているけど・・
もし、買ったものをスキャンしなかったら、どうなるんだろう?(たぶん、出入口の警報機が鳴ってスタッフが走って来る仕組みなんだろう)

支払いは現金、クレジットカード、デビットカードが使える。
最新式の読み取り機を持っているレジなら、ピッと当てるだけでいい!
ほとんどのスーパーのレジは、タッチ式の機械を完備しているので、支払いは簡単に終わる。

レシートが出てくるのを待つ時間の方が長い・・
ほとんどカード払いだったせいで、半年も暮らしたのに英国のコインの種類を覚えられなかった!

レジで並んでいる時に、長いベルトコンベヤーに買ったものを乗せるという英国特有のシステムがある。
このシステムは私が知っている限り、どこの店も同じだと思う。

ベルトコンベヤーでは、前後の人と商品が混ざらないように、仕切りを置くことになっている。
先日、コストコへ行ったら同じシステムだったから、目新しく思うのは私だけ?


スーパーのレジにあるベルトコンベヤー

商品の左右と奥にあるバーが仕切り。
奥にある溝で、スライドできるようになっていて、レジスタッフが会計が終わった人の仕切りをここへ置いて、後ろにいる人が取りやすいようにスライドさせる。
写真の右が私の前の客の品物で、中央のは私が買ったもの。

もし前の人がわざわざ仕切りを置いてくれたら、ニッコリ笑って「サンキュ♪」と言おう!
あなたが後ろの人のために仕切りを置いたら、きっと後ろの人はあなたに「サンキュ!」と言ってくれるはず。

有人レジを選ぶ人は、少なからず会話を求める人が多いので、特にお年寄りが前にいると延々と待たさせることもあるけど、英語の勉強だと思って聞いている。