ぜんざいとビビンパッをありがとう♡

ひとり旅で初めて釜山博物館へ行った時、偶然出会ったボランティアガイドのシンさん(仮名)。
「見せたい博物館があるから、いっしょに行こう!」と誘われた♪

14時にガイドを交代するのを待って、最寄り駅である大淵(デヨン)へ向かう。
駅へ向かう大通り沿いにあるサンドゥンイテジクッパッは、釜山っ子に人気の店だと教えてくれた。

駅がある大きな交差点まで戻ったのに、横断歩道を渡って行く。
どこへ行くんだろう?と思っていたら、通りの左側にある小さな店へ入った!

「ここのぜんざいがとても美味しいから食べてから行きましょう!」と誘う。
週2回、博物館でボランティア活動をした後の楽しみらしい☆

本来は羊羹の店で、4つのテーブルは満席!
シンさんも旅行が好きだと言うので、話が弾む♪

やがて運ばれて来たのは、器になみなみと入ったぜんざい。
韓国でぜんざいを食べるのは初めてで、量の多さにビックリ!

松の実を浮かべたぜんざいは、中に小さな餅がたくさん入っている。
最初は絶対に完食できないと思ったが、日本のぜんざいのように甘くないから食べやすい!
小さな餅がものすごく美味しい☆

シンさんはパクパク食べてしまったけど、猫舌の私は暖房が効いた店内で、熱々のぜんざいを食べると暑くて死にそうだった。

まず、コートを脱いだけど、まだ暑いからカーディガンも脱いだ!
それでも暑いけど、残るのはワンピースなので脱げない・・

これから向かう博物館の閉館時間が迫っているから気持ちは焦るけど、美味しいぜんざいを残すのもイヤ!
結局、おいしく食べてしまった♡

美味しい店を教えてもらってうれしいので支払いをしようとしたら、シンさんが止める。
押し問答になったが、「年上の言うことをききなさい!」と言われると、何も言えない・・
「ごちそうさまでした!」とお礼を言う。

大淵駅から地下鉄で西面(ソミョン)へ向かい、1号線に乗り換えて土城(トソン)駅まで行く。
ここから徒歩で向かったのは、東亜大学構内にある博物館!

大学構内に入るだけでも、ちょっと緊張するのに、ここの博物館は入場する時、名簿に名前や住所を書く。

大学の博物館とは思えないほど、展示品は興味深いものが多いが、写真撮影禁止なので紹介できない。

旅運の良い私が出会ったのは、東闕(とうけつ)図の特別展示!

韓国には東闕図が2つしかない。
1つは、ここ東亜大学にある屏風絵。

そして、もう1つはソウルの高麗大学にある本になったもの。
両方とも韓国の国宝!

2つをいっしょに展示した特別展が行われているのを見ることができるなんて、ホントにラッキー☆
今後、2つが同時に展示されることがないと言われているそうだ!

東闕図とは、
朝鮮時代の昌徳宮(チャンドックン)と昌慶宮(チャンギョングン)の建築物、樹木、施設などを細かく描写したものだ。

これがあるから、現在のように正確に修復できたそうだ!

シンさんのおかげで、思いがけず質の高い美術品を見ることができた。
お礼に夕食をいっしょに食べたいと誘うと、最初は遠慮するシンさん。
「どうしてもお礼をしたい!」としつこく迫る私に負けてくれた♪

東亜大学の近くに美味しいビビンパッの店があると言うので、連れて行ってもらった。
この店のビビンパッを食べたら、よそのは食べられない!というくらいお気に入りらしい♡

シンさんも美味しいものを食べるのが好きだから、気が合う♪
店に入ると、すぐにシンさんが注文をしたので、何が出てくるのか分からない・・

ビビンパッのいちばん上にある細切りのは錦糸卵、その下の細長い黄色のはたくあんじゃなくて寒天。

その下に牛肉がある!
本来は生なのに、私に気を使って炒めてもらったらしい。

右側はソンジという牛の血を固めたものやもやしのスープ。

以前から知っていたけど、まさか今日食べることになるとは!!
勇気を出して食べてみたら・・どうってことなかった(笑)

生臭い味もなくて、食感は豆腐に近い♪
ピリ辛スープがいい感じ☆

やっぱり地元の人が知っている店がいちばん美味しい!!
私がムリを言って誘った夕食なのに結局、シンさんが払ってくれた。

こんなに親切にしてもらう資格があるんだろうか?
いつか、違う形で韓国からの旅行者にお返しをしたいと思う♡