排水口トラブル

2018年11月からウェールズの首都カーディフで半年間、語学留学♪
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学生寮で暮らし始めて、10日経った時のこと。
買い物から帰ると、共用キッチンにフラットメイトのカリーナが友人のスーといっしょにいた。

カリーナが笑いながら「セナったら、毎日何か買って来るのね!」と言う。
彼女は、これから私のクラスメイト・ヘナンを連れて、歯医者に行くそうだ。

袋を開けようとして、ヘナンの歯が欠けてしまったらしい!
ちゃんと、ハサミを使えば良かったのに・・
私と同じ日にカーディフへ来たヘナンにとって、1人で病院へ行くのはムリ・・

カリーナが「買ったものを見せて!」と言うから、「どうぞ♪」と袋を渡す。
配水管掃除のボトルを見て、「何かあった?」と訊く。

「シャワーブースの水が流れなくて、困っている」と答えた。
「それはあなたが解決しなくてもいいことなの。歯医者から戻ったら、いっしょに管理事務所へ行こう。掃除してもらうよう書類を書く手伝いをするよ!」と言う。

彼女が夕食の片づけを終える頃、キッチンへ行く。
「受付へ行く?」とカリーナが訊いてくれたので、コートを取りに戻った。

北棟にある受付へ行って、カリーナがスタッフに説明していると、いきなり非常ベルが鳴ってシャッターが降りた。

おいおい!
いつかの大英博物館みたいじゃないの・・

結局、何故ベルが鳴ったのか分からないまま、ジッと待つ。
私はいいけど、カリーナに申し訳ない。

アラームを解除するまで、かなり待った。
最初は「書類は、必要ない」と言っていたスタッフなのに、途中で「あ、これに記入してね」と用紙を出す。

部屋番号や名前を記入して、カリーナが「いつ来てくれる?」と訊くと、「明日の午前中、行くから」と簡単に答える。
カリーナに「同席の必要はない?」と確認すると「大丈夫!」と言う。

翌日、学校へ出かける前にバスルームを片付けておいたが、帰っても掃除をした気配がない。
夕方、1人で受付へ言って、排水口トラブルについて、もう一度説明。

鼻ピアスをした若い女性スタッフが、書類を確認し「後で部屋に行くから」と答える。
まあ、これが英国流だ・・

部屋で勉強していたら、元気なノックが聞こえた。
陽気なお兄さんが立っている。

「困っているんだって?」というノリで、土足のままドカドカとシャワーブースに入った。
おもむろに排水口の部品を取り外して、詰まった髪の毛をゴッソリ取り出す。

私が取れないと思っていた部品の奥に、たくさんの毛髪が溜まっていたのだ!
色からして、私のものじゃない!

部品を軽くすすいで、作業終了を宣言♪
「これで大丈夫!」と言って、帰ってしまった。

やっぱりね・・洗剤などでキレイに掃除するつもりはない。
ここは、英国だ。(苦笑)
部品を、もう一度しっかりキレイに洗った!

土足で汚れた室内も、しっかり拭く。
まあ、ようすを見てみよう♪

結局、その後はこまめに掃除をしたので、二度と排水口が詰まることはなく、洗剤を使う必要はなかった・・

この件で感じたのは、学生でも権利をきちんと主張するカリーナの行動力のすごさ☆
私たちは、寮を運営する会社と契約しているんだから、保守点検は、彼らの仕事!ということだ。

表紙は、写真ACのイメージ写真