内子・歴史民俗資料館、商いと暮らし博物館

四国ドライブ旅3日目。
道後温泉から内子町までは、56号線を通って、約70分の距離。
けっこうな山道で、冬季はチェーン携帯!と書いてある。

久万高原は、大丈夫か?
ますます不安だ・・

調べておいた無料駐車場は、商店街の共同駐車場だった。
半分は、店名が書いてある。
何も書いていない場所に停めた。

まず、内子・歴史民俗資料館、商いと暮らし博物館へ向かう。
大正時代の薬屋を利用した資料館だ。

男性店員2人を模した人形が店先にいて、人が近づくとセンサーでしゃべり始める。
人形が説明するスタイルの資料館は初めて!
分かりやすくて良い工夫だと思う。

受付と書いてある方へ向かうと、若い女性スタッフが1人いた。
内子町の3つの施設の共同チケットは、入場料が少し安くなるそうだ☆

木蝋(もくろう)には興味なかったけど、家がすばらしいと勧めるので、購入。
右のチケットの真ん中が抜けているのは、資料館の分を切り取って渡されたから・・

簡単に説明を受けた後、自由に見て回る。
受付の横にある座敷から箪笥階段を上がるけど、奥行きがないので怖い!

2階へ上ると、また人形がしゃべり始める。
板の間で勉強する若い店員だ。

薬瓶に交じって、明治粉ミルクの木箱をおいてあるので、ビックリ!
粉ミルクは、1923年から販売されていた。

廊下を挟んだところにある日当たりの良い部屋は、隠居部屋。
おじいちゃんが囲碁をしている。
隠居しても、店のようすが気になるようだ!

2階には、3つの続き部屋があり、ふすまを外すと結婚式などに使える大広間になる。
通りに面した部屋は14畳?、真ん中は6畳、庭側が8畳。
立派な屏風を広げてある!

後で、スタッフに聞いたが、ここは中堅の店だったらしい。
1階の応接室の横が主人夫婦の寝室だけど、たった4畳!
箪笥を置いてある板の間を入れると、6畳相当だ。

2階から階段を下りる時、目の前にフックが3つあるのが気になった。
理由を訊いたけど、スタッフも知らないそうだ。
代わりに、階段を塞ぐ戸の存在を教えてくれた。

階段のいちばん上の部分を覆うように扉がある!
壁に張り付いた状態なので、気づかなかった。
こういう工夫が、内子ならではなのかどうかは、分からないと言う。

「上芳我家は豪邸だから、物知りのスタッフがいたら訊いてみて!」と言われた。

朝食風景の場面では、主人夫婦と女の子、男性が畳に座り、店員らしい男性は、土間に丸イスを置いて座って食べている。

使用人と主人家族は、同じものを食べたらしい。
もっとも、家族の分は白米、店員は麦ご飯。

それにしても、毎日ご飯、味噌汁と漬け物2種だけとは!
私なら、絶対にガマンできない・・

屋内井戸を初めて見た!
写真の右端、女中さんの横にあるので、便利だったと思う。

トイレや風呂に興味津々だったが、トイレは改装され来訪者が使えるようにしてあった。
庭の奥にある別棟の建物の端にあるのが、ホントのトイレだろう。

訊いたら、「あら?戸が開いていましたか?あそこは見学できないのに」と言いつつ、「あ、今日は消防の点検があったから、開いていたんですね」と苦笑い。

2階から中庭を見たところ。
正面が蔵。

その手前右手にある低い建物がトイレと支度部屋。
日頃は、公開していない。

私がトイレに興味があると言うと、非公開のトイレも見せてくれた。
床が弱っているので、万一、大柄な男性が踏み抜いたら大変だから、ふだんは立ち入り禁止にしているそうだ。

トイレの後で、着物を整える支度部屋があったと知って、ビックリ!
昔の人は、トイレへ行くのも大変だ。

一方、奉公人のトイレは、蔵の横で家族トイレの隣にあり、外から入る。
昔の奉公人たちは、家の中のトイレを使えなかったそうだ!

この段差は、小柄な女性にはキツかっただろう・・
それに雨が降ったら、びしょ濡れになる。

COVID-19のせいで貸切状態だから、とても親切に教えてもらえた。
彼女が、これから町内をどう回るのかを私に尋ねる。

行きたいところを答えたら、場所や行き方を詳しく教えてくれた。
若いのに、四国の人はホントに親切!

観光情報
名前 内子・歴史民俗資料館、商いと暮らし博物館
住所 愛媛県喜多郡内子町内子1938

内子・歴史民俗資料館、商いと暮らし博物館へのルート