ロンドン滞在の最終日、最後の訪問は、大好きなヴィクトリア&アルバート博物館にした。
18時過ぎの列車でカーディフへ戻ることになっているから、それまでじっくり見学できる♪
エントランスのオブジェ
ここへ来るために、ランチの予約をサウスケンジントンにしたのだ。
徒歩で移動できる範囲なら、時間のムダがない!
美味しいローストビーフを食べて、ゴキゲンで歩く♪
V&A正面玄関
ヴィクトリア&アルバート博物館は、私がロンドンのおもちゃ箱とあだ名を付けたところ。
ヴィクトリア時代のものを、とにかく片っ端から集めた!という感じなのだ。
名前が長いので、通称は『V&A』と呼ばれる。
表紙に使ったのは、ヴィクトリアの『V』とアルバートの『A』を組み合わせた大理石の文字!
ヴィクトリア時代の工芸品は、もちろん、各国のアンティークから現代工芸品まで、400万点のコレクションを持っている巨大な博物館だ。
通路の総延長は12km!
全部見て回ったら、ヨロヨロになる・・
楽器コーナー
青い皿の上に吊るされているのはヴァイオリンの名器ストラディバリだ♡
博物館に置いておくのは、もったいない!
毎回ここへ来ると、しばらくケースに張り付いて、楽器をもの欲しそうに眺めている私・・
アイアンワークコーナー
アイアンワークは、ヨーロッパの街並みを飾るのに欠かせないものだ☆
どうやったら鉄で、こんな繊細な作品が作れるのか?と思うくらい美しい!
常設展だけでも全て見るのは体力勝負という博物館だから、覚悟を決めて見て回る。
私が興味を持つジャンルのものが集まっているから、楽しくて仕方がない♪
家具、装身具、衣装、絵画、彫刻、陶磁器、楽器、アイアンワークなど、大小さまざまな品が所狭しと展示してある。
いちばん楽しみなのが、昔の衣装♪
今回の展示は、近年のファッションが中心だったのでガッカリ。
私にとっては、やはりヴィクトリア時代以前の美しいドレスの方が興味がある!
その時代は、それがファッショナブルだったとしても、今見ると奇妙なもの・・そういうのを見るのが楽しみだ。
ドレスは、1785年製。
オランダの東インド会社のコットンを使ったものだ。
このドレスは、説明を撮影していないので詳しいことは分からない。
一緒に展示してあるドレスが1800年代なので、同じ頃だと思う。
袖とデコルテラインが美しい☆
1750年代の宮廷ドレス。
シルク製で金の刺繍を施した最高級品だ!
当時は最新流行ファッションだったに違いないけど、今見ると、おかしなデザイン(笑)
特別展示で、シャネル展があっていたのに、チケットが売り切れていたのが残念だった!
ブランド品には興味がないけど、シャネルのデザインには興味がある♪
ミュージアムショップでシャネルの本を売っていたが、あまりにも分厚いので断念した。
多少高いのはガマンできるけど、辞書みたいに分厚い本を買うと、持って帰るのが大変・・
専門家向けだけじゃなく、ファッション好きのための手頃なボリュームの本も作ってくれたらいいのに!
きれいなもの、ヴィクトリア時代に関心のある人におススメの博物館☆
Victoria & Albert Museum
Cromwell Rd, Knightsbridge, London SW7 2RL
ヴィクトリア&アルバート博物館へのルート