掩体壕(えんたいごう) 宇佐

久住(くじゅう)ドライブ旅4日目。
10時にホテルをチェックアウトして、中津の友だち・きよさんの車で出発♪
今日は、天気が回復する予報だったけど、その気配はない・・

第二次世界大戦について、教科書だけでなく本や資料、映像を見たつもりだったが、掩体壕のことは知らなかった。
しかも、身近なところにあるなんて・・

掩体壕とは
装備や物資、人員などを敵の攻撃から守るための施設。
ふつうはコンクリート製で、少ない資材で大きな強度が得られるかまぼこ型。

田んぼの中を走って行くと突然、掩体壕が現れる!
説明書きを読むと、通って来た道路は、かつての滑走路の一部らしい。

原っぱにポツンポツンと点在する掩体壕の1つは、プロペラだけが見える。
他の掩体壕は、駐車場代わりに使われているのか、車が入っていた。

良く考えていると思ったのは、戦闘機が入るギリギリの大きさにカットされている出入口の形。
この一帯に配置されていた戦闘機は、数度にわたるアメリカ軍の執拗な攻撃で、壊滅的な被害を受けた。
終戦4ヶ月前の攻撃で、民間人・軍人320人が亡くなっている。

近くにある宇佐市平和資料館にも行った。

宇佐市平和資料館について
1939年10月1日に、実戦訓練を行う航空隊として宇佐海軍航空隊ができた。
アメリカ軍の空襲を受けるようになった1945年には、特別攻撃隊(特攻隊)の基地となり、多くの若者が南の空に飛び立った。
宇佐海軍航空隊の歴史や宇佐への空襲、宇佐から出撃した特別攻撃隊、市内の戦争遺跡について学べる。
実物大の零戦21型模型で、当時の戦闘機の大きさなどを体感できる。

資料館は無料だが、COVID-19のため、身元調査票への記入を求められる。

入ると、目の前に零戦の模型!
映画で使われたものらしい。

階段を上ると、操縦席を間近に見ることができる。
思ったより、広い空間だった。

ここで、桜花という人間爆弾機を初めて知った。
桜花は爆弾を積んだ飛行機だけど、自力で飛べない。

機首部に大型の徹甲爆弾を搭載した小型の航空特攻兵器で、母機に吊るされて目標付近で分離し発射される。
その後は、搭乗員が誘導して目標に体当たりする。

子どもの頃、父から知り合いのお兄さんが特攻隊で出撃する時、お別れに故郷の上空を旋回したという話を繰り返し聞いていた。

しかし、よく考えたら特攻機が知覧や鹿屋から久住へ北上してから、突っ込むとは思えない。
そんな余分の燃料は積んでいないはずだ・・

もしかしたら、宇佐から出撃したんじゃないだろうか?
それなら納得できる。

資料館で見た特攻隊の人たちは、頭の良さそうな人がたくさんいる。
顔だちだけでなく、立派な文字を残している☆

彼らが生きていたら、日本はもっと良い国になっただろう!
戦争では、まじめで立派な人が犠牲になり、ろくでなしほど生き残る。

施設情報
名前 城井一号掩体壕
住所 大分県宇佐市城井159

城井一号掩体壕へのルート