私が旅好きになった理由

小さい頃から両親に連れられて、1泊2日で行けるところを旅行した。
私の旅好きは、両親の遺伝に違いない!

車窓から見る風景は、見慣れないものがたくさんあって見飽きない♪
もっとも、私が車窓の風景に目を奪われていると、横にいる妹がいつも相手をしてほしい!と文句を言った。

彼女にとって行程は、意味のないものだった。
車に乗ったとたん、何か食べるか、しゃべるか、寝るか・・3つしかない。

私は、車窓から見える景色にくぎ付けだった!
自分が生活している地域で見られないものを見つけるのが、とても楽しい♪

旅に出る時、目的地へ向かう時はうれしくてたまらない♡
これから、どんな風景を見られるのか?
どんな体験をするのか、考えるだけでワクワクしていた。

反対に家路へ向かう時は、見慣れた風景を見る度に心が重くなっていく・・
また退屈でつまらない日常へ戻るんだ、と思うからだ。

家の中にいるのがつまらないワケじゃない!
でも、旅に出た時に感じる興奮や満足感は特別なものだ☆

子どもの頃は、自動車の助手席に座るのが夢だった。
しかし、運転に関してキビシイ父は「助手を務められる人が座る席だから、子どもはダメだ!」と言って、座らせてくれなかった。

消防士という職業柄、わずかでも隙間があれば、どんな狭い道でも運転できる高度な技量をもっていた父。

もともと車が大好きで保守点検も自分でやっていたくらいだから、車に関しては妥協がなかった。

父に鍛えられた母も、運転が上手だった。
当時の女性としては、めずらしく若い時から免許を持って働いた。

私が運転免許を取ると言うと、基本的なマニュアル操作はもちろんだが、タイヤ交換もさせられた。
『タイヤ交換もできないヤツが運転することはならん!』というのが父の考えだ。

免許を取ると、すぐ高速道路を走らされた。
当時は、高速教習がなかったから、免許を取って初めて走る時はワクワクした♪
曲がりくねった田舎道や高速道路をガンガン走ったおかげで、私はどこへ行くのも恐れない。

知らない道は怖い!という感覚がないのだ。
それからは、私が運転担当になった。
基本的に酒を飲まないし、運転そのものが好きだから♪

旅先で、日頃とは違う料理を食べるのも楽しみだ。
美しい夕日を見たくて行った長崎県の天草では伊勢海老の刺身を食べ、翌朝は伊勢海老の頭でダシをとった味噌汁を堪能♡

島根県の浜田では、漁があった時しか食べられないウニ丼の美味しさに感動して、数回訪れた。
岡山県の牛窓では新鮮なオコゼを背開きにし、カラフルな野菜を添えた唐揚げを食べた♪
書いていたらキリがない・・

しかし、思い出してみると、我が家のごちそうは鮮魚だった、と改めて感じる!
山の中で育った父と、新鮮な魚を食べて育った母は魚料理が大好きだった♡

さて、大人になると、ひとり旅が増えた。
理由は、2つ!

・父は、海外より国内が好きだったこと。
・私は、海外に強い関心を持っていたせいだ。

日本国内に興味がないワケじゃない!
金銭的な余裕があれば、国内も旅したい♡
限られた資金で旅をしようとすると、どうしても後回しになるのが、国内なのだ。

 

私が海外に興味を持っている理由は、何だろう?
子どもの頃に読んだ本の影響は、大きいと思う。

後年の私しか知らない人は、活動的でおしゃべりだと思っているようだが、子どもの頃は無口だった。
天気の良い日は、友だちといっしょに外で遊ぶが、朝夕はいつも本を読んでいた。

父が世界各国を紹介するシリーズ本を持っていた。
内容は文化・経済・歴史など多岐にわたり、とてもおもしろい!

残念ながらルビがないので、小学生には意味が分からないところもあった。
しかし、成長する間に何度も読んだ。

編集委員には、兼高かおるや大宅壮一、執筆者は大学教授、作家、マスコミ関係者などがいる。
この記事を書くまで知らなかったけど・・
執筆者について知らない分、何も偏見を持たずに楽しめたかもしれない♪